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ルルド、EMSで筋肉を刺激する全身対応の美容家電「フェイスメイクエステ」

 アテックスは、本格美容家電シリーズ第2弾となる全身対応の美顔器「ルルド フェイスメイクエステ」を発売した。価格は38,000円(税込)。

ルルド フェイスメイクエステ

 体の上を滑らせて使用するスティック状の美容家電。筋肉を微弱な電流で刺激する「EMS」と、肌を内側から温める「温感RF(ラジオ波)」、LED光を照射して肌をケアする「LEDフォトトリートメント」を搭載。複合的な機能で、全身のリフトアップや、肌のエイジングケアができるという。

 EMSは、電極から出る微弱な電流が筋肉を自動的に収縮させ、引き締めるという機能。肌に当てる面には、23本の電極針と3つの電極ヘッドを搭載する。同じ場所に刺激を与え続けると、筋肉が慣れてしまい効果が薄れるが、本製品は電流がランダムに流れるため、筋肉に常に新しい刺激を与えられるとする。

 電極針は内側に向かって低くなるように設計されている。針に高低差を設けることで、顔や体のいろんな部位にフィットする。電極ヘッドは、ほうれい線や鎖骨のくぼみなどに有効だという。

微弱な電流で筋肉を刺激するEMS
高低差のある針であらゆる部位にフィット

 温感RF(ラジオ波)は、肌を内側からじんわりと温める。細胞が活性化するため、心地良く効果的なトリートメントを実現するとしている。

 LEDフォトトリートメントは、本体に搭載された6つのLED光を照射することで肌をケアできる機能。EMSや温感RFと同時に使用することで、リフトアップやエイジングケアができるとする。EMS使用時は白色、温感RF使用時は赤色のLEDが点灯する。

 運転モードは、EMS/温感RF/EMS+温感RFの3つ。EMSは強/弱の2段階で設定可能。EMS+温感RFモードでは、EMS約15秒、温感RF約10秒を自動的に切り替える。約3分で停止する自動オフタイマーを搭載。

肌を内側から温める温感RF
LEDフォトトリートメントで肌もケア

 アテックス 代表取締役社長 深野 道宏氏は、同社の製品について次のように話した。

 「アテックスは電動ベッドなどの「睡眠」と、マッサージクッションなどの「癒し」を追求した製品を多く生み出してきました。その中で、より女性のニーズに応えられる製品はないかと「美」に注目して、医療機器メーカーの技術で作り上げたのがフェイスメイクシリーズです。」

アテックス 代表取締役社長 深野 道宏氏
女性のニーズに応えた「美」の分野

さまざまな電気刺激で全身にアプローチ

 会場では、製品の体験会も行なわれた。

 まず本体のボタンを長押しし、EMSモードに設定。別売の「フェイスメイクリフトジェル(3,000円、税抜)」を腕に塗り、本体の電気針面を当てると、ピリピリと電流が流れてくる。本体や体の表面ではなく、内部の筋肉が振動している不思議な感覚だ。

EMSモードは白色LED
温感RFモードは赤色LED

 続いて、電極ヘッド部を鎖骨上部のくぼみに沿わせて当ててみると、今度はビーッという先程よりもダイレクトな刺激があった。温感RFモードでは、肌に10秒ほど当てていると内側からじんわりと温かくなってきた。

 EMSと温感RFの自動切り替えモードにし、鎖骨上のくぼみ、鎖骨下、こめかみ~頭頂部を、それぞれ10~15回ずつ滑らせてみた。電気の刺激とじんわりとした温感が交互に作用し、終了後はすっきりとして、気持ち良かった。

デコルテに
頭皮にも
1度の使用で肌のハリがアップし、二の腕がサイズダウンしたという

 本体は充電式。充電時間は約90分で、連続使用時間は約30分(温感RFモード使用時)。防水使用のため、汚れた際には丸洗いできるとしている。

 本体サイズは、75×210×50mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約170g。

【修正・2019年10月21日17時】
記事初出時、製品価格を35,000円(税抜)と記載しておりましたが、製品価格が38,000円(税込)に変更されたため記事を修正いたしました。