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+Style、スマートLED電球やロボット掃除機など〜『ガルパン』西住みほボイス機能モデルも
2019年8月29日 17:09
+Style(プラススタイル)は、独自開発の「スマートロボット掃除機」、「スマートLED電球」、「スマートLEDシーリングライト」を、8月29日から順次販売する。
+StyleのWebサイトや、Amazon店、Yahoo!ショッピング店で販売する。
スマートフォンアプリで操作でき、スマートスピーカーとの連携が可能なスマート家電。いずれもWi-Fiが内蔵され、単体で直接、自宅のWi-Fiに接続できる点が特徴。
すべての製品を同一のアプリで管理できるほか、スマートスピーカーにも連携対応し、「リビングの照明をつけて」などと音声での操作ができる。
さらに、既発売のカメラ・センサー製品と連携可能。あらかじめ設定すれば、アプリ操作や音声操作も必要なく、「ドアを開けたら電気がつく」、「外出したらロボット掃除機が自動的に掃除する」といった家電の自動化を可能にする。
部屋の間取りを把握して、効率よく掃除するロボット掃除機
部屋中をくまなくマッピングするSLAM(レーザーセンサー)機能を備えた「スマートロボット掃除機 G300」。価格は34,800円(税込)。
部屋の隅々まで無駄なく掃除できるほか、短い時間で掃除を完了できるという。マッピングされたデータ上でエリアを指定すれば、ペットフード置き場や子供の遊び場など、掃除されたくないエリアを除外して掃除することが可能。
さらに壁沿いセンサーや落下防止センサーを搭載し、家や家具の損傷を防ぐ。また、最大15mmの高さの段差を乗り越えられ、カーペットやラグ(毛足長さ:最大20mm)などを敷いている部屋でもスムースに掃除できるとする。
掃除モードは、「オート/スポット設定(1.5m2の正方形範囲内で2度ジグザグ清掃) /エリア設定/手動/ホーム(充電) /掃除禁止エリア設定」を備えている。また、水拭きタンクを装着すれば、自動で床を水拭きするという。
本体サイズは約340×82mm(直径×高さ)で、重さは約3.2kg。充電ステーションのサイズは約169×138×83mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリー容量は2,600mAh。稼働時間は最大75分。充電時間は最大5時間。ダストボックス容量は350ml。水拭きタンク容量は60ml。
充電ステーション、ACアダプター、お手入れ用ブラシ、交換用フィルター、交換用サイドブラシ×2、交換用サイドブラシネジ×2、ドライバー、水拭きモップ、水拭きタンク、ラバーテープを付属する。
薄さ62mmのエントリー向けロボット掃除機
62mmと高さを抑えたロボット掃除機「スマートロボット掃除機 B300」。価格は19,800円(税込)。
薄さを生かして、様々な家具の下を自由に掃除できるとする。また簡易的なルームマッピングが可能で、効率的に部屋を掃除できるとする。
壁沿いセンサーや落下防止センサーを搭載。最大13mmの高さの段差を乗り越えられる。また、ダストボックスを水拭きタンクと交換すれば、床を水拭きできるとする。
本体サイズは約322×62mm(直径×高さ)で、重さは約2.8kg。充電ステーションのサイズは約170×117×70.5mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリー容量は2,600mAh。稼働時間は最大90分。充電時間は最大4時間
充電ステーション、ACアダプター、お手入れ用ブラシ、交換用フィルター、交換用サイドブラシ×2、交換用サイドブラシネジ×2、ドライバー、水拭きモップ、水拭きタンク、水拭き用パッド、磁器テープを付属。
ハブ不要でWi-Fiに直接接続できるスマートLED電球
Wi-Fi連携するための「ハブ」が不要で、自宅のWi-Fiと直接接続できるスマートLED電球。「調光・調色/E26」「調光/E26」「調光・調色/E17」の3モデルをラインナップ。価格は順に、2,180円、1,980円、2,480円(税込)。「調光・調色/E17」のみ、11月中旬以降に発売。
Wi-Fi IEEEは802.11 b/g/n(2.4GHz帯のみ)に対応。
「調光・調色/E26」の本体サイズは約65×122mm(直径×高さ)。重さは約122g。消費電力 は7.1~8.1W。ワット相当は60W。全光束は約810lm。配光角は180度。色温度は約2700K~6500K。定格寿命は約40,000時間。
「調光・調色/E17」の本体サイズは約38×85mm(直径×高さ)。重さ 約60g。消費電力 5.0~6.0W。ワット相当 40W。全光束 約440lm。配光角 180度。色温度 約2700K~6500K。定格寿命 約40,000時間。
光束約3,200lmのLEDシーリングライト
6畳間向けの光束約3,200lmのLEDシーリングライト。価格は9,980円(税込)。昼白色(6,500K)の光で、明るさを無段階に調整可能。
本体サイズは約475×96mm(直径×高さ)。重さは約1.34kg。消費電力は32W。全光束は約3200lm。発光効率は100lm/W(最小90lm/W)。色温度は約6000K~7000K。定格寿命は約40,000時間。
日本人のためのスマート家電を今後も企画していく
本日開催された+Styleによるプレス向け説明会では、取締役社長の近藤 正充氏が、日本におけるスマート家電=IoT家電の市場動向と、今後の予想について語った。
「日本のスマート家電の保有状況を見ると、全世代を通して、保有率が5%にも満たない状況です。でも、『自宅での生活で、できたらいいなと思うこと』をたずねたアンケートでは、『一定時間使用していない家電の電源が自動的にオフになる』とか『電気の使用状況がわかる』とか『出先でも、家電の電源をオフにできる』などが上位に挙がっています。
こうしたことはスマートフォンとスマート家電やスマートスピーカーなどで実現できてしまいます。現状、スマート家電は、価格が高いというイメージがあります。確かに各社が発売するIoT機能搭載モデルは、ハイエンド機が多く、価格も高めです。
この問題を解決できれば、現時点での市場は小さいけれど、広がっていくポテンシャルのある製品カテゴリーだと考えています」
そうした分析から、「あらゆる人にちょうどいい」をコンセプトにし、今回発売された6製品を開発し始めたという。“ちょうどいい”とは、必要十分なちょうどいい機能を備え、機器連携などが可能なちょうどいいIoT機能を備え、ちょうどいい価格であることだとする。
「既にキッチンやリビング向けスマート家電の企画もスタートさせています。また今後の早い段階で、新たな製品を紹介できると思います」(近藤氏)