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中田英寿が開発に参画した、-5℃で保管できる日本酒セラー

 アルテクナとさくら製作所、それに350以上の酒蔵をまわった中田英寿が代表を務めるJAPAN CRAFT SAKE COMPANYは、3社で共同開発した日本酒セラー「SAKE CELLAR」を7月23日に発売する。価格は73万3,320円(税込)。

日本酒セラー「SAKE CELLAR」

 保管温度を-5℃〜20℃まで設定できる日本酒セラー。左右に冷蔵室を2室備え、個別に温度設定できるという。

 日本酒を-5℃で管理でき、酒蔵から出荷される際の品質に近い品質で、日本酒が楽しめるとする。また保管温度を-5℃〜20℃まで、1℃ピッチで設定可能。例えば、0℃や5℃の保管で日本酒の熟成をさらに進め、意図的に酒質の変化を求めることもできる。また、ワインセラーとしても使えるという。

 また左右の2室の中間には、厚い断熱材で仕切られ、左右がそれぞれ独立した2温度管理構造になっている。左右両方の部屋を-5℃設定にして、日本酒専用の貯蔵セラーにしてもよいし、一升瓶用と4合瓶用など、瓶の種類によって分けて使うことも可能。

左右がそれぞれ独立した2温度管理構造

 また、一般的な霜取り制御とは異なり、冷却配管の温度を計測して、霜取り時間を最適化したプログラムを採用。ヒーターの運転時間を最小限に抑えられ、庫内の温度上昇を抑え、より安定的な温度管理を可能にするという。

 一升瓶を最大60本、一般的なサイズの4合瓶であれば片側だけで最大52本を保管できる大容量タイプ。棚の高さを自在に変更でき、一升瓶のほか4合瓶やワインの保管もしやすいとする。

 本体サイズは800×585×1,910mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約145kg。なお、全国の拠点から出張修理にも対応する。

一升瓶を最大60本、収納できる