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パナソニックと白馬観光が協業、夏の白馬岩岳でe-bikeのレンタルやガイドツアー
2019年5月16日 16:33
パナソニック サイクルテックは、白馬観光開発株式会社と、電動アシストマウンテンバイク(e-MTB)の普及に向けて白馬岩岳を情報発信拠点にしていく取り組みにおいて、協業することを発表した。2019年7月より、白馬岩岳において試乗会やガイドツアーなどのイベントや、e-MTBのレンタルをスタートする予定。
白馬観光開発は、長野県白馬エリアに、白馬岩岳マウンテン リゾート、八方尾根スキー場、栂池高原スキー場などを展開。
2015年に、それまで10年以上休止していたマウンテンバイクパークを再開し、2017年には国内唯一の国際基準に沿ったコース2本(最長6,850m)を造成した。初級者からエキスパートまで楽しめるコースで、2018年のグリーンシーズン来場者は約1万人、2019年は約12,000人の来場を予定しているという。
今回の協業では、白馬エリアにてパナソニックのe-MTBを活用。現地を知りつくしたスタッフによるガイドツアーを開催し、インバウンドに対応するとしている。
7月からは、白馬岩岳マウンテン リゾートで、試乗会イベントやガイドツアーを開始予定。このほか、e-MTB「XM1」「XM2」「XM-D2」のレンタルも開始される。いずれも高い走破性と機能美を実現したモデルとしている。
また白馬岩岳マウンテン リゾートは、白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)を正面に、南北に広がる北アルプスを一望できる山岳景観の絶景テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバマウンテンハーバー)」を有しており、食事などが楽しめる。岩岳のスポーツシーンに、非日常空間を体感できる山岳リゾートを創出する。ハクバマウンテンハーバーの2019年グリーンシーズンの営業期間は、4月27日(土)~11月10日(日)。
協業の背景として、パナソニックはe-MTBの普及に向けて、愛好者が訪れて楽しめるコースや、交流できる場所が必要であり、白馬が最適だと考えているという。一方、白馬観光開発株式会社は、マウンテンバイクを活用して多彩な魅力を持つ白馬岩岳への来場者を増やしたい意向だとする。両社それぞれの取り組みを通して白馬を「電動アシストマウンテンバイクの情報発信拠点」にしたいという想いから、協業に至ったという。