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京急、都営地下鉄、京成の3社が、落とし物を自動でお知らせするサービスを試験導入

 羽田空港から成田空港までの相互直通運転をしている京急電鉄と東京都交通局、京成電鉄の3社局は、紛失防止IoTタグを利用した、お忘れ物自動通知サービスの試験導入を9月30日に開始する。

 紛失防止タグ「MAMORIO」を付けた所持品を京急線や都営浅草線などの、京成線で紛失し、所持品が専用アンテナ設置駅「MAMORIO Spot」に届けられた場合に、所持品の位置情報を持ち主のスマートフォンへ自動的に通知するサービス。

紛失防止タグ「MAMORIO」
「MAMORIO」を付けた紛失物が、「MAMORIO Spot」に届けられると、所持品の位置情報を持ち主へ自動で通知する

 専用アンテナは、3社局のお忘れ物センターや駅長室に設置される。主な設置場所は、羽田空港国内線ターミナル駅や品川駅、上野駅や京成成田駅、空港第2ビル駅など。

スマートフォンの「MAMORIO」専用アプリに、所持品の位置情報が届く

 なお「MAMORIO」は、家電量販店やオンラインショップなどで、1個3,780円(税込)で販売されている。

 本体サイズは19×35.5×3.4mm(幅×奥行き×厚さ)で、重さは3g。リチウム電池で最大1年間利用できる。Bluetooth4.0を採用。有効距離は約30m。

紛失防止タグ「MAMORIO」