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ラトック、家電リモコン「RS-WFIREX4/3」がIFTTTに対応、センサー・音声・位置情報をトリガーにして、家電の操作・SNS投稿・ログ記録が可能に

 ラトックシステムは、スマート家電リモコン「RS-WFIREX4」「RS-WFIREX3」が、IFTTT(イフト)に対応したと発表した。これにより、家電リモコンの機能のほか、IFTTTに登録されている様々なサービスと連携し、家電を制御したり、センサー値を取得できるとしている。

スマート家電リモコン「RS-WFIREX4/3」とIFTTTの連携イメージ

 本体に搭載する温度・湿度・明暗センサーを利用するほか、スマートフォンの位置情報・ボタンタップ、スマートスピーカーへの発話をトリガーにして、エアコン・照明の操作や、メール送信・SNS発信・ログ記録などを行なうことが可能となる。

 IFTTT上からは「RATOC Remocon」というサービス名称で、以下のようなアプレットが利用可能。またアプレットは、今後は拡張の予定だという。
 ・設定温度より暑くなったら冷房をオン
 ・暗くなったら照明オン
 ・基準湿度より高いとエアコンを運転
 ・設定温度より寒くなったらLINEに通知
 ・自宅到着前にエアコンをオン
 ・センサー情報をスプレッドシートへ記録

IFTTT上から利用できる「RATOC Remocon」のアプレット例

 また、ユーザーが選択したサービスと組み合わせてアプレットを作成できるサービスとしては、以下が提供されるという。またサービスは、今後は拡張の予定だという。

<トリガー(動作条件、15分に1回取得)>
 ・温度(指定の温度より高い・低い・常に取得)
 ・湿度(指定の湿度より高い・低い・常に取得)
 ・照度(明るさを5段階から選択(RS-WFIREX4では実質3段階))

<アクション(動作内容)>
 ・エアコンの運転
 ・照明の点灯・消灯

IFTTT上でのアプレット作成イメージ

 アプレットやサービスを利用することで、「部屋の温度が18度を下回ったら、暖房を24℃でオン」「自宅に近づいたら、エアコンと照明をオン」などの自動制御、「Alexaに"除湿をトリガー"と言うと、エアコンの除湿をオン」などの音声操作、「センサーの値をログに残す」「LINEに通知する」といった温度や湿度、照度を継続して見える化できるという。