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シャープ、業界初の「スグ換え玄関ブラシ」で玄関の砂ぼこりも掃除できる紙パック式掃除機
2019年2月12日 13:30
シャープは、業界初の“スグ換え玄関ブラシ”を搭載した紙パック式キャニスター掃除機「EC-VP510」を、2月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は50,000円前後(税抜)。
軽量でサッと使えることにこだわった紙パック式キャニスター掃除機。業界初の玄関専用ブラシアタッチメント「スグ換え玄関ブラシ」を付属した点が特徴。吸込口の汚れや傷つきを気にせず、玄関の土間を掃除できる。コシのある硬い毛を採用しており、玄関特有の固まった泥汚れなどもゴシゴシとこすって掃除可能。
アタッチメントの取り外しは、手元のボタンを押すだけでできるため、身体をかがめずに付け替え可能。ケース付きで玄関に置いたままにでき、玄関の汚れが気になるときにブラシを付け替えてサッと掃除できる。
手元質量も1.2kgと軽量化。パイプ部にドライカーボンを採用し、掃除中の手元にかかる荷重をわずか400gと、同社従来モデル比で約44%低減した。腕への負担が少なく、家中すみずみまでラクに掃除可能としている。
これまで掃除しづらかった場所に着目、紙パックだから玄関の砂ぼこりも舞い上げずにゴミ捨て
シャープ IoT HE事業本部 スモールアプライアンス事業部 スモール商品企画部 課長・高橋 洋子氏は、スグ換え玄関ブラシの搭載について次のように語った。
「シャープでは2016年に、ドライカーボンを採用して当時世界最軽量を実現したコードレススティック掃除機“RACTIVE Air(ラクティブエア)”を発表し、以降も軽量タイプの掃除機を展開してきました。ラクティブエアを購入した人からは、“軽くて使いやすいからすぐに掃除できる”、“いろんな場所を掃除したくなる”などの声をいただいています。
今まで床掃除がメインだった掃除機ですが、本体が軽くなるとエアコンなど高いところも掃除しやすくなり、掃除範囲を広げられます。今回の掃除機では、今まで掃除しづらかった場所もラクに掃除できるようにという思いから玄関に着目し、玄関ブラシを開発しました。玄関には砂ぼこりやこびりついた泥汚れなどがあると思いますが、紙パック式なので吸い込んだゴミに触れる事なく、紙パックを捨てられるのも利点です」
実際にスグ換え玄関ブラシの装着を体験。吸込ヘッドを軽く踏んだ状態で、手元のパイプボタンを押すとヘッドが簡単に外れた。ケースに入った玄関ブラシは、ジョイント部が上を向いているのでそのままパイプを差し込めばカチッと音がして装着完了となる。体をかがめることなく、スムースに付け替えられた。
このほか、掃除をラクにする3つの機能を備える。ラグマットなどの段差を、吸込ヘッドを持ち上げずにラクラク乗り越える「ラグ越えヘッド」、手元のパイプボタンを押すと吸込口が外れて先端を掃除ブラシとして使える「スグトルブラシ」、パイプ部分を自立させて掃除を中断できる「マジックバランス」を搭載。体の負担を軽減する便利な機能で、家中の掃除を楽しくできるとする。
本体サイズは、194×395×182mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.2kg。パイプや吸込口を含めた標準質量は3.4kg。集じん容積は1L。吸込仕事率は320W~約70W。運転音は66dB~約62dB。消費電力は850W~約240W。付属品は、スグ換え玄関ブラシ(ケース付き)、すき間ブラシ、スグトルブラシ、ベンリブラシ、ホースフック、抗菌・高捕集5層紙パック1枚を用意。カラーはピンク系。
「スグ換え玄関ブラシ」は、従来のラクティブエアシリーズにも対応。別売で購入できるが、発売日、価格ともに現段階では未定としている。なお、ラクティブエアで使える「タテヨコ曲がるすき間ノズル」などのアタッチメントは、本機「EC-VP510」との互換性はない。