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サンコー、温度を25℃~99.9℃に設定できる1万円以下の真空低温調理器

 サンコーは、温度と時間を管理できる真空低温調理器「マスタースロークッカーショート」を、2月6日に発売した。価格は9,800円(税込)。

真空低温調理器「マスタースロークッカーショート」

 お湯を入れた鍋に固定して使う真空低温調理。温度を25℃~99.9℃に0.1℃単位で設定でき、食材にゆっくりと熱を加えることで水分が逃げにくく旨みが閉じ込められ、美味しく仕上がるという。鶏の胸肉やローストビーフなど、普通に調理するとパサパサしてしまう料理に適しているとする。時間設定は1分~99時間59分。

 使用時は、食材を市販の真空パック袋に入れて鍋に投入。本体内部のプロペラでお湯を循環させることで均一な湯温に保つという。本体のクリップ部で鍋に固定して使用するが、底面からクリップ固定部までの高さが130mmと短いため、家庭にある鍋でも気軽に使えるとしている。深さ10cm以下の鍋は使用不可。

 本体サイズは、90×160×310mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1,025g。消費電力は850W。コード長は1,250mm。

鶏の胸肉やローストビーフなど、普通に調理するとパサパサしてしまう料理に適しているとする
温度は25℃~99.9℃に、時間は1分~99時間59分に設定できる
食材を市販の真空パック袋に入れて鍋に投入する
家庭にある鍋でも気軽に使えるという