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湯せん温度を一定にキープする低温調理器「BONIQ」が一般販売スタート

 葉山社中は、湯せん温度をキープする低温調理器「BONIQ(ボニーク)」の全国販売を開始した。価格は19,800円(税抜)。ビックカメラやヨドバシカメラ、二子玉川 蔦屋家電など全国約50店舗で購入可能。

低温調理器「BONIQ(ボニーク)」

 水を入れた鍋にセットして使う低温調理器。温度を5~99℃に0.5℃刻みで、時間を1分~99時間59分に設定でき、ほったらかし状態で低温調理できるという。ミディアムレアのステーキやローストビーフなど、火加減が難しい料理も簡単に美味しくできるとする。

 使い方は、下味を付けた食材をフリーザーバッグに入れて密閉し、BONIQで湯せん温度と時間を設定した鍋に入れるだけ。火を使わずに設定温度をキープするため、ほったらかし調理を可能とする。なお、料理によっては低温調理後にフライパンで焼き目を入れることを推奨している。

 製品は、2017年4月にクラウドファンディングサイトでプロジェクトを開始。目標金額500,000円に対し13,675,860円が集まり、今回の全国販売に至ったという。

使い方
加熱する温度によって肉の固さが変わるという

 一般的に、肉などのタンパク質は50℃あたりから変化を起こし、70℃を超えると固く縮んでしまうという。科学的には55~58℃がもっとも柔らかくなる温度であり、この温度帯を狙うことが「低温調理」にあたるとしていている。低温調理をすることで、旨味や栄養分が含まれた肉汁が流出しにくくなり、美味しくジューシーに仕上がるという。

 本体サイズは、100×370mm(直径×高さ)で、重量は約1.2kg。消費電力は最大800W。循環速度は最大8.5LPM。湯せん容量は5~15L。カラーはマットブラックとシルキーホワイトの2色。