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東芝、約1Lの結露水で熱交換器の汚れを洗い流すルームエアコン「大清快」

 東芝ライフスタイルは、約1Lの水でエアコン内部を清浄するルームエアコン「大清快 DRシリーズ」を、2月下旬に発売する。適用畳数6畳「RAS-F225DR」~26畳「RAS-F806DR」の10機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は21万~33万円前後(税抜)。

ルームエアコン「大清快 DRシリーズ」

 空気清浄機能「プラズマ空清」を搭載する、同社ルームエアコンのハイエンドモデル。室内機に「プラズマ空清ユニット」を備え、空気中に浮遊する汚れ物質を帯電させて熱交換器に吸着させることでPM2.5を99%除去するという。花粉やカビ、タバコの煙まで集じんでき、さらにペットや生ゴミなど生活臭も脱臭できることを実証し、エアコンからは常に清潔な空気が流れるという。

 新モデルではさらに内部の清潔性を向上。1時間の運転で発生させた約1Lの結露水で、熱交換器の汚れをしっかり洗い流す「マジック洗浄プラス」を搭載した。カビが気になる梅雨や、本格的な冷房シーズンを迎える前など、内部の汚れが気になるときに使用することでキレイな状態を保てるとしている。なお同機能は、リモコンで「クリーニング運転」を選択すると実行される。

 エアコン内部の自動掃除機能「プレミアムクリーン」も引き続き搭載。熱交換器についたホコリなどの汚れを常に洗い流して屋外に排出する。さらに運転を停止したあとは、ブラシとブレードが自動でエアフィルターの両面を掃除、セルフクリーン運転(乾燥&プラズマ空清)で送風路を脱臭して付着菌を減少させ、ホコリの付着やカビの発生を抑えるという。

室内機に「プラズマ空清ユニット」を備え、空気中に浮遊する汚れ物質を帯電させて熱交換器に吸着させる
約1Lの結露水で、熱交換器の汚れをしっかり洗い流す「マジック洗浄プラス」を新たに搭載

 冷房運転時は、最大能力の向上によりハイパワーな冷房運転を実現。設定室温までの時間を約10%短縮し、真夏の室内も短時間で涼しくできるという。設定温度に達したあとは「エナジーセーブコンプレッサー」による安定した小電力運転で、電気のムダを抑えながら温度変化の少ない快適な環境をキープするとしている。

 このほか、40℃の温風が約30秒で吹き出る「秒速ダッシュ暖房」や、前方25mまで風が届く「パワフル気流」、好みの気流(風あて/風よけ)が選べる「快適気流」、運転時間や電気代の目安がわかる「おしえて機能」などを引き続き採用している。

 室内機サイズは、798×352×293mm(幅×奥行き×高さ)。空気清浄適用床面積は、100Vタイプが15畳相当、200Vタイプが20畳相当。カラーはグランホワイト。

設置イメージ
リモコン