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パナソニック、電動アシスト自転車2019年モデル全12車種を新発売

 パナソニックサイクルテックは、電動アシスト自転車2019年モデル全12車種を11月1日から順次発売する。12車種の内訳は、通学・通勤モデル「TIMO(ティモ)」シリーズ、ショッピングモデル「VIVI(ビビ)」シリーズ、子育てモデル「Gyutto(ギュット)」シリーズで、それぞれ4車種ずつ発売される。価格は108,000円~158,800円(税抜)。

2019年モデルは、3シリーズで全12車種

 ここ最近、スポーツバイクに電動アシスト機能を搭載したe-bike(関連記事はこちら)が盛り上がりを見せているが、電動アシスト自転車の市場も年々拡大しており、2017年度の電動アシスト自転車市場は前年度比で約110%に拡大しているという。子育てや進学でのニーズの高まりなどにより、今後も堅調に伸長していくことが予想されているという。

 こうした状況のなか、今回発売される新モデルは、全車種においてこぎ出しのアシスト力の制御機能を向上させており、よりスムーズな発進を実現。従来モデルと比較すると、坂道や荷物がある時はよりパワフルに、平地や荷物がない時はアシスト力を抑え、より安心して発進できるという。

こぎ出し時のアシスト感の比較

 通学・通勤モデルの「TIMO」シリーズでは、乗り降りのしやすさとデザイン性が高いS型のフレームを採用した新車種「ティモ・L」が追加された。シリーズで4種類のフレームが用意され、それぞれ4色がラインナップ。タイヤサイズは26型/27型があり、好みに合わせて選ぶことができる。

通学・通勤モデル「TIMO」シリーズの新車種となる「ティモ・L」

 ショッピングモデル「VIVI」シリーズには、主力車種である「ビビ・DX」に大容量で荷物がまわりから見えにくい新型バスケットを採用。開口が広いため荷物の出し入れがしやすく、防犯や見た目の観点からバスケットの中を見られたくないユーザーのニーズにも応えている。フレームカラーは3~6色、タイヤサイズは20型/24型/26型がラインナップされる。

ショッピングモデル「VIVI」シリーズの「ビビ・DX」

 子育てモデルの「Gyutto」シリーズでは、チャイルドシートのグリップバーを開閉しやすくし、子どもの乗せ降ろしがこれまで以上に簡単に行なえるのが特徴。フレームカラーは4~6色が用意され、タイヤサイズは20型/26型をラインナップ。

子育てモデル「Gyutto」シリーズの「ギュット・アニーズ・DX」

 走行時の快適性に加え、車種ごとに想定される使用シーンに合わせて、手元スイッチの電源を入れることで後輪サークル錠が自動で開錠できる「ラクイック」や、バスケットの荷物が多い停車時にハンドルのふらつきを防ぐ「スタピタ2」など、乗り降り時の利便性を考慮した機能を搭載する。