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パナソニック、子機も着信に気づきやすいFAX「おたっくす」と、迷惑防止機能を強化したコードレス電話機「RU・RU・RU」

 パナソニックは、子機でも着信に気づきやすくしたFAX電話機「おたっくす KX-PD315DL」と、録音件数を増やし、迷惑防止機能を強化したデジタルコードレス電話機「RU・RU・RU VE-GD56DL」を10月18日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。市場想定価格は順に20,000円前後、15,000円前後(ともに税抜)。

パーソナルファックス「おたっくす」

 着信に気づきやすいパーソナルファックス。子機も着信、不在着信、留守録がわかる「着信お知らせLED」を搭載。LEDは着信時に点滅、不在着信や留守録音時はゆっくり点滅する。お知らせ機能を強化した、視覚的に気づきやすいファックスとしている。

お知らせ機能を強化したFAX「おたっくす KX-PD315DL」

 着信履歴は、ナンバー・ディスプレイの契約をしていなくても着信があった日付と時刻を「不在着信履歴」として、最大30件まで記憶できる機能を搭載。親機・子機ともに液晶ディスプレイ、またはLEDで確認できる。

 「迷惑防止」機能も搭載。呼出音が鳴る前に、電話をかけてきた相手と受ける側の双方に、警告メッセージを自動で流すという。ナンバー・ディスプレイに加入している場合は、親機の電話帳に登録されていない相手にのみ警告メッセージを流すという。

 また、通話は最大約10分間録音される。電話に出るたびに上書きされるが、別売りのSDカードを使用すれば、録音時間と録音件数を増やすことができるとしている。

 親機の本体サイズは296×240×256mm(幅×奥行×高さ)で、重量は約2.4kg。適用回線は電話(ダイヤル・プッシュ)回線、新電電(NCC)回線、ファクシミリ通信網。形式は送受信兼用G3機。有効読み取り幅は208mm(A4)で、記録紙は、A4サイズの普通紙。

 子機の本体サイズは49×25×175mm(同)で、重量は約140g。電源は専用ニッケル水素電池で、連続通話時間は約10時間/待受時間は約150時間。本体カラーはシルバーのみ。

 子機が2台付いた「KX-PD315DW」も同時に発売する。市場想定価格は30,000円前後(税抜)。

子機が2台付いた「KX-PD315DW」も同時に発売

デジタルコードレス電話機「RU・RU・RU VE-GD56DL」

 着信時の「お知らせ」と「迷惑対策」機能を強化したデジタルコードレス電話機。子機に着信を知らせる「着信お知らせLED」機能を搭載。不在着信時、留守録音時にも視覚的に気づきやすいという。

お知らせと迷惑対策機能を強化したデジタルコードレス電話機「RU・RU・RU VE-GD56DL」

 「迷惑防止」機能をさらに強化。かけてきた相手へは、呼出音が鳴る前に、自動で通話録音する旨の警告メッセージを流す。着信側へは、呼出音と注意喚起のアナウンスを交互に繰り返す。ナンバー・ディスプレイに加入している場合、親機の電話帳に登録されていない相手からの着信時のみこの機能が働く。

 さらに、通話を自動で録音する。録音件数は4件で、1件あたりの録音時間は最大約5分で、従来機種のVE-GD55シリーズの録音件数1、最大録音時間約10分から増強されている。「迷惑防止」機能を設定していない場合、呼出音が鳴っている間に「あんしん応答」ボタンを押せば、相手に名乗ってもらうようメッセージを流す機能も搭載している。

 親機の本体サイズは、約159×189×78mm(同)、重量は約510g。適用回線は、電話(ダイヤル・プッシュ)回線・新電電(NCC)回線。留守番録音の合計は最大約12分・最大件数50件。別売り電池パックで停電時の通話にも対応する。

 受話子機の本体サイズは、約49×27×173㎜(同)、重量は約145g。コードレス子機のサイズは、約49×25×175㎜(同)、重量は約140g。電源はどちらも専用ニッケル水素電池で、連続通話時間は約10時間/待受時間は約150時間。カラーはピンクゴールドとホワイトの2色を用意。

 コードレス子機が2台付いた「VE-GD56DW」も同時に発売する。市場想定価格は25,000円前後(税抜)。

カラーはピンクゴールドとホワイトの2色。コードレス子機2台の「VE-GD56DW」も同時発売