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パナソニック、迷惑電話対策を強化したパーソナルファクス「おたっくす」

 パナソニックは、振り込め詐欺や迷惑電話の対策機能を強化したパーソナルファクス「おたっくす」シリーズを、6月16日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は17,000円~35,000円前後(税抜)。

パーソナルファクス「おたっくす」

 迷惑電話を防止する機能を強化したパーソナルファクス。電話をかけてきた相手と受ける側の双方に注意を促す「迷惑防止」機能を搭載している。呼び出し音が鳴る前に、自動で相手に通話を録音する旨の警告メッセージを流せ、着信する迷惑電話の件数を減らすという。迷惑電話を着信した場合は、受ける側が被害を回避できるよう「迷惑電話にご注意ください」というアナウンスが流れ注意喚起する。

 ナンバー・ディスプレイに加入していれば、親機の電話帳に登録されている相手(知り合い)から掛かってきた場合は「迷惑防止」機能が働かないため、安心して使用できるという。

 また、特定の相手からの迷惑電話を拒否する「迷惑電話着信拒否」に登録できる番号の件数を、最大300件に拡大。このほか、通話内容を1件(最大10分)録音できる機能も搭載している。データは電話に出る度に上書きされるが、別売りのSDカードをセットすれば最大1,000件まで録音可能になる。

電話をかけた側と受ける側の双方に注意を促す「迷惑防止」機能

 「KX-PD505」シリーズは、親機にコードレスの受話子機を採用したモデルで、子機1台タイプと2台タイプを用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に25,000円前後、35,000円前後(税抜)。

 親機のサイズは、315×191×86mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.5kg。消費電力は待機時が約0.8W、最大時が約120W。本体カラーは、ホワイトとネイビーブルー。

「KX-PD505」シリーズ

 「KX-PD305」シリーズは、親機(受話器)の音量をより大きく調整できるモデル。親機および子機1台タイプと2台タイプを用意している。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に、21,000円前後、31,000円前後(税抜)。

 本体カラーは、ホワイトとピンクゴールド。

「KX-PD305」シリーズ

 「KX-PD205」シリーズは、SDカードスロット非搭載のモデルで、親機および子機1台タイプと2台タイプを用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に、17,000円前後、27,000円前後(税抜)。本体カラーはホワイト。

「KX-PD205」シリーズ

迷惑電話対策機能を搭載したデジタルコードレス電話機

 また、「迷惑防止機能」や迷惑電話着信拒否として最大300件の電話番号を登録できる、デジタルコードレス電話機「RU・RU・RU VE-GD55」も同日に発売する。親機(受話子機)および子機1台タイプと、子機2台タイプを用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に、15,000円前後、25,000円前後(税抜)。

 親機の本体サイズは、159×189×78mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約510g。消費電力は待機時が約1W、最大時が約4.2W。本体カラーは、ホワイトとピンクゴールド。

デジタルコードレス電話機「RU・RU・RU VE-GD55」

西村 夢音