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象印、台風21号の影響で電気まほうびんの発売を延期、西淀川区の工場も操業停止
2018年9月11日 18:45
象印マホービンは、9月21日に発売を予定していたVE 電気まほうびん「優湯生(ゆうとうせい) CL-WB型」について、台風21号の影響により発売を延期することを発表した。現状では新しい発売日は未定としており、見通しが判明次第改めて知らせるという。
延期理由は、2018年9月初旬の台風21号の影響により、大阪港内コンテナターミナルの一時閉鎖に伴い積載物が出荷できないためとしている。製品の状態確認などを経てから、新しい発売時期を確定させるという。
VE 電気まほうびん「優湯生 CL-WB型」は、2.2Lタイプと3.0Lタイプを用意した電気ポット。単三形アルカリ乾電池2本で、電源プラグ使用時と同じように簡単に給湯できる「コードレス電動給湯」を搭載している点が特徴。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に24,000円前後、25,000円前後(ともに税抜)。
なお、グループ会社の象印ファクトリー・ジャパンの福町工場(大阪市西淀川区)においては、9月7日時点で人的被害はなかったものの、暴風雨により工場健屋の屋根が損壊し、生産設備の一部に浸水などの被害が出ているという。同工場ではガラスマホービンを製造しており、早期の操業再開に向けて点検・整備作業を進めているが、現時点で操業再開の時期は未定としている。
象印マホービンの業績に与える影響については調査中で、今後重大な影響が見込まれる場合には速やかに開示するという。