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タイガー、"ひっくり返すだけ"で濃い/薄いを淹れ分けられるコーヒーメーカー

 タイガー魔法瓶は、コーヒー濃度を手軽に変えられる“テイストマイスター”搭載の「コーヒーメーカー ADC-A060」を9月に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5,980円前後(税抜)。

コーヒーメーカー「ADC-A060」

 マイルドとストロング、2種類のコーヒー濃度を手軽に淹れ分けられるコーヒーメーカー。湯の通る穴が空いた板形状の「テイストマイスター」を新たに搭載しており、表裏を選んでフィルターの上部に乗せて利用すると、コーヒー濃さが淹れ分けられる。マイルドでは周囲の4つの穴から、ストロングでは中央の6つの穴からフィルターへ湯が注がれる形になり、コーヒー濃さを調節できるという。

テイストマイスターの上下をひっくり返すだけで、濃さが調節できる
テイストマイスターが抽出濃さを変えられる仕組み

 また、フィルターケース内の"リブ"を高くすることでコーヒーをしっかり蒸らし、「シャワードリップ」でコーヒーをまんべんなく抽出。雑味を抑えながら、コーヒーの味や香り、コクを引き出すという。

 ステンレス製サーバーとフィルターを前面に配置した縦置きフォルムで、コンパクトで使いやすい形状。取り外し可能な水タンクも、前面からアクセスできる。付属の「専用カップトレイ」を設置すれば、マグカップへ直接ドリップも可能。汚れがちなフィルター部は、前面パネルと一体構造で、取り外して丸洗いができるとしている。

フィルター部は取り外して丸洗いできる

 本体サイズは、154×272×301mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.9kg。満水容量は0.81Lで、消費電力は550W。カラーはサックスブルーとダークブラウンの2色展開。

 また同時に、「テイストマイスター」「専用カップトレイ」を省略し、ガラスサーバーを採用した「ADC-B060」も発売される。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4,980円前後(税抜)。カラーはグレージュホワイトの1色。

コーヒーメーカー「ADC-B060」