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タイガー、体に優しい"麦がゆメニュー"を搭載した、本土鍋のプレミアム炊飯器

 タイガー魔法瓶は、内釜に本物の土鍋を使用したプレミアムモデルの炊飯器「土鍋圧力IH炊飯ジャー<炊きたて> JPH-A101」を7月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は130,000円前後(税込)。

土鍋圧力IH炊飯ジャー<炊きたて>「JPH-A101」アーバンブラック
同、アーバンホワイト

 内釜に本物の土鍋を使用した5.5合炊き炊飯器のプレミアムモデルで、「JPH-A100」の後継機種。従来品からの改良点は、近年の健康志向に合わせた「麦がゆメニュー」の採用。押し麦やもち麦を、炊飯だけでなく"麦がゆ"として手軽に楽しめるため、従来の炊飯とは異なり、体に優しく、さらさらと食べられるという。

搭載されるメニューでは、「桜えびと壬生菜の麦がゆ(左)」、「ツナとトマトの麦がゆ(右)」も調理可能

 従来どおり内釜は、三重県四日市市の「萬古焼(ばんこやき)」を採用した「プレミアム本土鍋四度焼き」。仮り焼き、素焼きの後、釉薬を塗って焼き、底面にIHに反応させる発熱体を貼って焼き上げるという工程を経ることで、土鍋の持つ蓄熱性に加え、「炭化ケイ素」の熱伝導の高さを活用できる。

 また本体の底部には、遠赤効果の高い釉薬を施した「遠赤土かまど」を搭載し、IHによる発熱を土鍋全体に伝え、お米の甘さと香りを引き出す。炊飯時には、大小2つの圧力ボールで圧力を可変させる「可変W圧力炊き」機能で、米の粘りを引き出しながら、ベタつきを抑えた弾力ある炊きあがりを実現するという。

 炊きあがりの粘りをしゃっきり/標準/もっちりから選択できる「米(マイ)チューニング」、加熱時には不要な水分を取り除き、保温時には水分を保ちながらご飯をしっとりさせる、親水効果のある「つや艶内ふた」も引き続き搭載される。

 本体サイズは261×325×220mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約7.0kg。容量は0.18~1.0Lで、最大炊飯容量は5.5合。最大消費電力は1,075W、1回あたりの炊飯時消費電力は143Wh。カラーは、アーバンブラック、アーバンホワイトの2色展開。

プレミアム本土鍋四度焼き
土鍋の製造工程
親水加工アリの「つや艶内ふた」(右)は、親水加工ナシ(左)と比べると分かりやすい