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象印、炊飯ジャー「炎舞炊き」CMに綾野 剛さんを起用、CGなしで舞う炎を表現
2018年6月25日 16:52
象印マホービンは、圧力IH炊飯ジャーの新モデル「炎舞炊き」のTV-CMに俳優・綾野 剛さんを起用し、6月26日に全国でオンエアを開始する。CMのほか、総合カタログやウェブサイトなど、幅広く展開していくという。
CGなしで“炎の舞”、ごはんの美味しさを力強く表現
圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き(えんぶだき)」は、業界初となる3個のIHヒーターを本体底に搭載した点が特徴。かまど炊きの炎の“ゆらぎ”を再現して、激しい対流を起こし、米の甘みを引き出したふっくらとしたごはんが炊けるという。
今回オンエアされるTV-CMでは、業界初となる炊き方やごはんの美味しさを、綾野さんが“炎の舞”を舞いながら力強く表現する。現場では、実際にナパーム弾という爆薬を用いながら、本物の炎の中で撮影。迫力満点の映像で、映画のように壮大なスケールの世界観で仕上げている。
また「炎語」篇では、炎の舞を演じる綾野さんが「ゴーゴゴ、ゴゴ」、「ボーボーボ、ボウ」という炎語によって、炎舞炊きの特徴やポイントなどを紹介。究極のごはんを求めるたびを続けてたどり着いた綾野さんの真剣な眼差しと、炎語とのギャップが見逃せないという。
CM発表会には綾野 剛さんが登場。炎舞炊きのCM撮影について、「CGなしで炎の中を舞いましたが、スタッフさんが安全第一で進めてくれたので、積極的にアクションに挑戦できました。舞う炎を表現するために、今までのCMの中で一番役作りをしたと思います。炎舞炊きという魅力的な炊飯ジャーを、世の中に伝えるんだという気持ちを現場のみんなが持っていましたね」と述べた。
炎舞炊きで炊いたごはんを食べる場面も。「まず見た目がツヤツヤしていますね。甘みがしっかりあって、びっくりするくらい美味しいです。ここにいる皆さんにも食べて欲しいくらいですね。普段から自炊をするので、ごはんに合うメニューもよく考えていて、最近はチキン南蛮を作りました。また、からだ作りのために玄米を炊くことも多いのですが、炎舞炊きは吸水の手間なく玄米を美味しく炊けるのも良かったです」(綾野さん)
同社は、綾野 剛さんをCMキャラクターに起用した背景として、創業100周年を迎える2018年に、これまでの歴史を踏襲しつつ、これからの新しい姿勢を予感させるような広告展開を行ないたいと考えたという。そこで、年齢や性別を問わず多くの人に親しまれ、高い演技力で映画やドラマの一線で活躍している綾野さんを選出したとしている。
象印マホービン 代表取締役社長・市川 典男氏は、完成したCMについて以下のように話した。
「2011年に発売した『南部鉄器 極め羽釜』は、高級炊飯器の中でも美味しく炊きあがると高い評価を得ていました。炎舞炊きでは南部鉄器を封印しましたが、象印史上において最高傑作となっています。今回のCMでは、綾野 剛さんに大火力と炎のゆらぎを表現してもらいました。当初、燃え盛る炎の中での演舞は、CGで編集すると聞いていたのですが、撮影後にCGを使わないことが決まりました。完成した映像を見て私もびっくりしたので、実際に皆さんにも見て炎舞炊きの魅力を感じてもらいたいです」
「炎舞炊き」の発売は7月21日を予定しており、5.5合炊きの「NW-KA10」、1升炊きの「NW-KA18」をラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、120,000円前後、125,000円前後(ともに税抜)。