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日立、火加減おまかせでローストビーフを美味しく作れるオーブンレンジ

 日立アプライアンスは、火加減おまかせでローストビーフを作れる過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-VW1」を、7月7日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は95,000円前後(税抜)。

「ヘルシーシェフ MRO-VW1」メタリックレッド
パールホワイト

 センサーにより、食材の重さと温度を測る「Wスキャン」を搭載した高機能オーブンレンジ。加熱に必要なパワーや時間を算出し、火加減を自動コントロールできる点が特徴。

 新モデルでは、レンジ・オーブン・グリル・スチーム・過熱水蒸気の5種類の加熱方法を使い分ける「Wスキャン調理」に32オートメニューを新たに採用し、計143メニューに拡充。ローストビーフやカルボナーラなどを用意し、肉は200g~800gを火加減おまかせでおいしく仕上げるという。

 例えばローストビーフでは、最初にレンジで肉の内部温度を常温に上げ、続いてオーブンと過熱水蒸気の加熱を組み合わせて表面を焼き、肉の旨みを閉じこめる。最後にオーブンで包み込むように表面をじっくり焼いて、内部に熱が通りすぎないように仕上げるという。

 クッキングガイドが付属しており、レシピはすべてスマートフォンでも確認できる。フリーワードや調理分類、食材などでも検索できる「Webレシピ集」を採用し、買い物や調理中でも作り方を確認可能。

重量センサーや赤外線センサーにより、食材の重さと温度を測る「Wスキャン」

 解凍機能も進化。マイクロ波解析技術を活用し、マイクロ波エネルギーの吸収量を肉全体に分散させながら解凍できるようになった。これにより、解凍ムラを抑えながら解凍時のレンジ出力を高められ、ひき肉や薄切り肉の解凍時間を10%以上短縮したという。

 また、冷却構造も改良。従来の背面吸気では冷却のため吸気経路を左右から確保する必要があったが、新モデルでは底面吸気の新冷却構造を採用。左右を壁ピッタリに設置しても前面からの吸気経路が確保される。これにより、背面に加え左右も壁にピッタリと置け、設置場所の選択肢が広がるとしている。

 本体サイズは、497×449×375mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約17.5kg。レンジ出力は最大1,000W。オーブン温度は100~250℃、300℃。表示部はホワイトバックライト液晶を採用。本体カラーはメタリックレッドとパールホワイト。