ニュース

GWの衣替え前に知っておきたい、石油ファンヒーターと石油ストーブの片付けポイント

 コロナは、石油ファンヒーターと石油ストーブを片付ける際のポイントを公開した。5月を前に暖かい日が続いているが、寒い日もあったりと、暖房器具を仕舞いそびれている人は、ぜひこのゴールデンウィークに掃除と収納を行なってほしい。

石油ファンヒーターの片付けポイントは3点

 石油ファンヒーターを片付けるポイントは「灯油の抜き取り」「掃除」「水平保管」の3点。本体のオイルフィルターを外した上で、本体内のタンクと給油タンクの灯油を抜き取る。この時、ゴミなどがあれば取り除こう。オイルフィルターは、見えるゴミなどを取り除いた上で、きれいな灯油で洗って再度セットする。

本体内のタンクの灯油を抜き取る
オイルフィルタを掃除する

エアーフィルターや空気取り入れ口は掃除機でホコリなどを取り除き、温風吹き出し口や本体は、湿らせた布で汚れを落として乾拭きしよう。最後に、包装箱へ入れ、乾燥した場所で水平に保管する。

エアーフィルターや空気取り入れ口の掃除法

石油ストーブの片付けポイントは5点

 石油ストーブを片付けるポイントは、「灯油の抜き取り」「芯の点検・手入れ」「乾電池の取り外し」「対震自動消火装置のテスト」「水平保管」の5点。

 こちらも本体内のタンクと給油タンクの灯油を抜き取るが、本体内のタンクへアクセスするには、対震自動消火装置を作動させた上で、キャビネット(枠)を外し、オイルピンを取り出す。方法はメーカーや機種によっても異なるので、取扱説明書を読んで行なおう。

オイルピンの位置
オイルピンの外し方

 芯の手入れには、空焼きを行なうという。本体内のタンクを空にした状態で点火し、自然消化するまで燃焼させると、芯のカーボンやタールなどが除去できるという。芯が固くなったときは、空焼きを2~3回行なうことが推奨されている。

空焼きの行ない方

 次に乾電池を取り外し、対震自動消火装置を作動させて芯が下がることを確認したら、ファンヒーターと同様に、包装箱へ入れ、乾燥した場所で水平に保管する。

対震自動消火装置の作動法