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シャープ、通常の約1.4倍、蚊を捕獲できるパワフルモードを搭載した「蚊取空清」

 シャープは、蚊取り機能を搭載したプラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清 FU-JK50」を4月19日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、4万円前後(税抜)。

プラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清 FU-GK50」

 蚊の習性と空気清浄機の吸引力を利用し、薬剤を使わず、粘着式「蚊取りシート」で蚊を捕獲するプラズマクラスター空気清浄機。新たに「パワフル蚊取りモード」を搭載し、通常の自動運転時に比べて約1.4倍の蚊を捕獲できるとする。

 同機が蚊を誘い出す仕組みは大きく3行程に分けられる。蚊を誘い出して同機に近づけるために、蚊が好むブラック色のボディを採用。0.36μmの紫外線を発光するUVライトを内蔵。蚊が暗がりや物陰に隠れようとするため、本体には複数の小窓を用意している。近づいてきた蚊は、空気清浄機の気流で吸い込み、最後に本体内に設置された蚊取りシートに粘着させて捕獲する。

0.36μmのUVライトが内蔵されている
本体後方の側面に設置された複数の小窓
粘着式の蚊取りシート。交換時期の目安は約2カ月

 新たに「パワフル蚊取りモード」を搭載。吸引力を高めて、蚊を捕獲する能力を高める機能で、空気がキレイな時の自動運転時と比較し、3時間で約1.4倍の蚊を捕獲できることが実証されているという。

 なお同機は日本国内における代表的な蚊を使った実証実験を第三者機関(日本環境衛生センター)で行なっている。実験による捕獲率は、アカイエカが約95%、チカイエカが約98%、ヒトスジシマカが約88%。

 蚊以外にもコバエの捕獲についても効果があることが実証されているとする。実験による捕獲率は、キイロショウジョウバエが約88%、オオチョウバエが約87%、クサビノミバエが約59%。

本体上部に操作ボタンを配置。「蚊取り」ボタンを押すことで「入→パワフル→切」とモードを変更できる

 本体サイズは391×281×540mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.9kg。高濃度プラズマクラスター7000の適用床面積の目安は約14畳(約23m2)、空気清浄適用床面積の目安は約23畳(38m2)。

 なお、蚊取りシートは消耗品で、交換時期は本体のライトで知らせてくれるという。交換時期の目安は約2カ月。交換用シートの希望小売価格は1,400円。