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ネスレ、“もみほぐし”を受けた後にそのまま寝られる睡眠カフェ

 ネスレ日本と株式会社りらくは、“もみほぐし”を受けた後にそのまま寝られる睡眠カフェ「ネスカフェ×りらくる 睡眠カフェ」を、東京・銀座「CHAIRS」(東京都中央区銀座8-9-13 2F)に期間限定でオープンした。期間は3月25日(日)まで、11時~21時(ラストオーダー20時30分)。利用料は200円~1,000円(税込)。

“もみほぐし”が受けられる睡眠カフェ

 社会的な課題となっている日本人の睡眠不足「睡眠負債」に注目したコラボレーションカフェ。睡眠を取る前後にネスカフェのコーヒーが用意され、質の高い睡眠と、快適な目覚めを提供するという。同カフェは、2017年に2回オープン。いずれも好評を博し、行列ができるほど話題になった。

 3度目となる今回は、リラクゼーションスペース「りらくる」とコラボレーション。りらくるのトレーナーによる極上の“もみほぐし”サービスを用意し、体のコリをほぐした状態で睡眠を取れる点が特徴。サービスを受ける前後には、ネスカフェのコーヒーが提供され、すっきりとした目覚めを体験できるという。

もみほぐしと睡眠体験のほか、ネスカフェのコーヒーが提供される
リラクゼーションスペース「りらくる」とコラボし、もみほぐしサービスを用意

カフェインレスコーヒーも提供。リラックスタイムとすっきりとした目覚めを体感

 コースは、30分のもみほぐしと最長1時間30分の睡眠が取れる「ぐっすりコース」を用意。価格は1,000円(税込)。コースの前には、カフェインをカットした「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー カフェインレス 無糖」が提供され、くつろぎ時間を提供。カフェインをほとんど含まないため、眠りの質を保つことが期待されるという。

 もみほぐし、1時間30分の睡眠体験後は、カフェイン入りコーヒー「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め ボトルコーヒー 無糖」が提供され、寝起きの体をリフレッシュしてくれる。

 コーヒーは、アイスコーヒーでもクレマ(泡)が楽しめる「ネスカフェ ゴールドブレンド ハンディ アイスクレマサーバー」を使って提供。アイスコーヒーにクレマを生成することで、コーヒーの香りを泡が閉じ込め、さらには飲み口がなめらかになるという。同製品は4月1日の発売を予定しており、価格は3,480円(税抜)。

「ネスカフェ ゴールドブレンド ハンディ アイスクレマサーバー」を使ってアイスコーヒーが提供される
、コーヒーの香りを泡が閉じ込めるという

 ネスレ日本 飲料事業本部 液体飲料ビジネス部 部長 永田 真一氏は、睡眠カフェについて次のように語った。

 「睡眠カフェでポイントとしているのは、カフェインレスコーヒーと通常のコーヒーの飲み分けができる点です。カフェインレスコーヒーを入眠前に飲むことでリラックスでき、起床後はカフェイン入りコーヒーを飲んですっきりと目を覚まします。りらくるさんのもみほぐしと合わせて、質の良い睡眠をサポートします」

ネスレ日本 飲料事業本部 液体飲料ビジネス部 部長 永田 真一氏
カフェインレスコーヒーと通常のコーヒーの飲み分けができる

ぐっすりコースを体験。“もみほぐし”後の睡眠で目覚めすっきり

 実際に、ぐっすりコースを体験してみた。もみほぐし前にコーヒーを飲むのは、いくらカフェインレスといっても目が冴えてしまわないか心配だったが問題ない。通常のカフェイン入りコーヒーよりも味わいがまろやかで、リラックスした状態でもみほぐしを体験できた。「りらくる」のトレーナーによるもみほぐしも気持ちよく、気がついたらそのまま寝てしまっていた。

 時間になるとトレーナーに起こされ、カフェイン入りコーヒーを飲むように促される。こちらはやはりガツンと目が冴える飲み口で、徐々に目が覚めてきてすっきりしてくる。退店する頃には頭がシャキッとしており、リフレッシュできた。

もみほぐしコースを受けた後にそのまま最長1時間30分の睡眠が取れる。寝返りを打った際の落下防止用に、睡眠時は仕切りがつく

 普段もみほぐしを受けるときは、眠気のピークがくる頃に施術が終わってしまい、うとうとした状態で帰宅することが多い。しかし睡眠カフェならそのまま寝られ、起床後はコーヒーも提供されるので、最後まで快適な状態が続く。今回は銀座での期間限定オープンだが、会社や自宅の近くに常設してほしいと思うほどだった。

 また、泡が乗ったアイスクレマコーヒーは、新感覚の飲み口が印象的。なめらかで口当たりがよく、コーヒーを飲んで一息つきたいときに向いていそうだ。

最長30分の仮眠ができる「お昼寝コース」

 このほか、最長30分の仮眠ができる「お昼寝コース」も用意。価格は200円(税込)。

 同コースでは、仮眠前にカフェイン入りコーヒーを提供。15分ほどの短い仮眠の前にコーヒーを飲むことで、ちょうど起きた頃にカフェインでシャキッとし、その後のパフォーマンスに役立つという。眠気は日中にも起こるため、仮眠を取ることは眠気を飛ばすのに有効で、食後などの利用に最適としている。

 また、お昼寝コースのブースには、フランスベッドのドーナツ状のクッション「スリープバンテージ フルール」を用意。さまざまな形に変えられるため枕として使え、椅子に座っていても仮眠が取りやすくなる。クッション使用時は使い捨ての不織布を敷くため、衛生面にも配慮されている。

最長30分の仮眠ができる「お昼寝コース」。カフェイン入りのコーヒーが提供される
短い仮眠を取る際は、寝る前にコーヒーを飲むと、起きる頃にカフェインでシャキっとするという
ドーナツ状のクッション「スリープバンテージ フルール」
形を変えられるため、枕として使える

 店内は、良質な睡眠を取るための工夫が施されており、森や川の自然音で眠りを誘う安眠ミュージックを用意。もみほぐしを受ける際は、りらくとフランスベッドが共同開発した、もみほぐしに適した「プレミアムマットレス」が使われる。

 照明は、フィリップスのIoT照明「Hue(ヒュー)」を用意。人体に照明が与える生物学的影響を研究して開発した「ライトレシピ」から、暖色系モード「くつろぐ」に設定された店内で、極上のリラックス空間を演出する。

 睡眠カフェのオープン時間は、11時~21時(ラストオーダー20時30分)。なお、両コースともに予約制で、会場で当日のみ予約を受け付けている。

フィリップスのIoT照明「Hue(ヒュー)」でリラックス空間を演出
りらくとフランスベッドが共同開発した、もみほぐしに適した「プレミアムマットレス」で施術を受けられる