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象印、創業100周年を記念した事業をスタート。歴代モデルを紹介する特設サイトも

 象印マホービンは、1918年の創業から100周年を迎えたことを記念して、同社の歴史や製品を振り返る「100周年記念WEBサイト」を公開した。あわせて、100周年メッセージとして「ずっと もっと 象印らしく」を掲げ、100周年に関する取り組みや事業を実施していくという。

「100周年記念WEBサイト」トップページ

 同社は、1918(大正7)年にガラスマホービンの中びん製造を開始。以来、ステンレスボトルや炊飯ジャー、電気ポットなどを、世に送り出してきた。

 今回、100周年を記念して、歴史を辿るさまざまなコンテンツを特設サイトで公開。プロダクトゾーンでは、「炊飯ジャー」「ボトル」「ポット」「電気調理」「生活家電」「おもしろアイディア製品」の6カテゴリーを用意し、これまでに発売した製品の変遷を紹介する。

 また、100周年メッセージ「ずっと もっと 象印らしく」を制定し、同社の商品やブランドがさらに広がっていく将来をイメージしたロゴも作成。2018年1月1日から12月31日の1年間、テレビCMをはじめカタログなどの発行物で使用する。コーポレートロゴに使用しているコバルトブルーは、「先進技術」を表しているという。

100周年メッセージロゴ

 このほか、大阪・天満の本社内に構えている「まほうびん記念館」も、2018年5月下旬にリニューアルオープンを予定する。国内外のまほうびんの歴史や歴代モデルの展示に加え、新たに直近10年間の製品の追加展示や、総数110本の製品からなる展示スペース「まほうびんの森」を新設する。より楽しんでもらえるよう、展示内容の充実を図るという。

 現在は、社史「象印マホービン100年史(仮称)」の制作を進めており、公開は2019年2月を予定している。

「まほうびんの森」展示イメージ