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体験イベントに限定グッズも! 日本最大級の文具の祭典「文具女子博」に行ってきた
2017年12月15日 17:33
日本出版販売とエムディーエスは、文具好きのための祭典「文具女子博」を、東京流通センター(大田区平和島)にて開催中。期間は12月15日(金)~12月17日(日)。入場料は500円(税込)。男性も入場可能。
文具メーカー約80社、計25,000銘柄が集まる、日本最大級の文具の祭典。今回が第1回となり、文具アイテムは見て触れるだけでなく購入もでき、限定グッズなども販売されるという。
昨今、優れたデザインや高い機能性を備えた文具が多数販売されており、特に女性をターゲットにした製品も増えている。20歳~49歳のオフィスで働く女性1,890人を対象にした調査では、2人に1人が“文具にこだわっている”と回答したという。
ペンケースの椅子に巨大テープがお出迎え! 遊びゴコロ満載のフォトブース
今回は、開幕に先立って行なわれた内覧会に参加。各ブースには、カラフルなマスキングテープや付箋などの可愛らしい文房具から、26種類の紙から同じ素材のものを揃える「紙神経衰弱」などマニアックなアイテムまで勢揃い。マスキングテープのビュッフェや、好きな紙を15枚選んでデコレーションするオリジナルノート作りなども体験したのでご紹介しよう。
入り口にはまずフォトブースがあり、ペンケースの椅子や巨大テープがお出迎え。ワークショップのスケジュールは、授業の時間割のようになっていて、学生時代を思い出させる懐かしい仕掛けに。
豊富なマステは変わり種も! 布に貼れる「NUNO DECO」
会場内を見渡すと必ず目に入るのがマスキングテープ。もともと塗装や仮止めに使われていたマステだが、今ではラッピングやデコレーション素材として人気で、各社さまざまなデザインのものを展開している。
中でも、KAWAGUCHIの「NUNO DECO」シリーズは、通常のマスキングテープとして使えるほか、布に貼ってアイロン接着できるという変わり種。シャツや靴下などに貼ってアレンジでき、自分だけのオリジナルアイテムを作れる。アイロン接着すれば洗濯でき、にじみ防止加工が施されているので油性ペンで文字も書ける。
文具女子博では、限定キットも発売。初心者でも楽しめるように、猫やフルーツ柄を用意し、説明書通りに貼るだけで簡単にアレンジできる。
イケメン付箋は人気No.1の教師が等身大パネルに
本誌でも何度か紹介したことのある「イケメン付箋」を扱う日本ホールマークも出展。ブースでは一番人気だという「教師」バージョンの等身大パネルが目を引く。身長なども計算されており、160cmの筆者で見上げる形になるサイズ。思わず“先生……!” と言いたくなってしまうクールな佇まいにキュンとするだろう。筆者はした。
現在は付箋のほか、スタンプやしおり、マスキングテープなどさまざまなグッズを展開。今後は新たなイケメンが発表される予定で、人気はさらに広がりそうだ。
デコりはじめると夢中に! オリジナルノート作りがオススメ
参加型イベントでは、「マスキングテープくじ&Tape Buffet」を体験した。1回200円でくじが引け、当たりが出ると人気のマスキングテープがプレゼントされる。くじに外れてもテープ ビュッフェには参加でき、オリジナル台紙に好きなマスキングテープを貼って持ち帰れる。
個人的に一番アツかったのは、数種類の紙を組み合わせてオリジナルノートを作る「ペーパーバイキング de オリジナルノート」。特抄上質紙やキンマリSW紙、里紙などさまざまな紙の中から15枚を選んで、自分だけのノートを作るというもので、表紙はデコレーションブースで自由にアレンジOK。
このデコレーションがやり始めると夢中になってしまい、気がついたら閉館時間が近づいていたほど。ぜひ体験してほしいイベントだ。
デコレーションブースにはマスキングテープやシール、ステッカー、ペンなどが豊富に用意されており、自由に使ってアレンジを楽しめる。まずは、選んだ15枚の紙を揃えて表紙用の台紙にはさみ、端をステープラーで留める。後は思い思いにアレンジを楽しむだけだ。
正直なところ筆者はデザインセンスが皆無。デコレーションブースで慣れた手つきでアレンジを楽しむ女性たちを横目に、ビクビクしながら挑戦したが、苦戦しながらも形になってくるとかなり楽しい。ブースにはアレンジ例も複数あるので、参考になる。
富士フィルムのチェキブースもあり、スマホで撮った写真をその場でプリントできる「instax SHARE SP-3」を使用可能。オリジナルノートの表紙用にスマホの写真を印刷してもらい、台紙に貼ってマスキングテープなどでデコレーションした。
今回はマステを星座柄にしたので、写真はスマホに保存していた月の写真を使ってデザインを統一。センスがない者が下手にデコると確実にダサくなるので、シンプルを心がけてアレンジ(笑)。
完成する頃にはノートに愛着がわき、時間があっという間に過ぎてしまったので、体験ブースには時間に余裕を持って行くのがオススメだ。
「文具女子博」詳細
場所:東京流通センター 第二展示場 Fホール
住所:東京都大田区平和島6-1-1
アクセス:東京モノレール「流通センター」駅 徒歩約1分
期間:12/15(金)~12/17(日) 10:00~17:00(最終入場16:00)
※12月17日(日)は、16:00閉幕(最終入場15:00)
入場料:500円(税込) ※小学生以下無料、男性も入場可