日本電機工業会(JEMA)は、2017年10月の国内出荷実績を発表した。出荷金額は、前年同月比4.9%減の1,441億円で3カ月ぶりのマイナスとなった。
製品別の出荷額は、冷蔵庫が同0%増減の前年水準を維持したものの、ルームエアコンが6.4%減の264億円で10カ月ぶりのマイナス、洗濯機は18.2%減の201億円で、3カ月ぶりのマイナスとなった。
JEMAでは、ルームエアコンや洗濯機など主要製品がマイナスとなったが、4月からの累計でみると、消費者ニーズに対応した高付加価値製品への関心は継続。民生用電気機器全体では、前年同期比3.6%増となり、前年を上回る水準を維持しているという。