ニュース

ミーレ、アレクサ対応の洗濯機やオーブンなどスマート化をさらに拡大

 ドイツの大手家電メーカー・ミーレは、ドイツ・ベルリンで9月1日~9月6日に行なわれる大規模な家電の展示会「IFA2017」に併せて、8月30日(現地時間)に記者会見を行なった。会見では、今年の主要製品を発表。同社では、IFAをもっとも重要な展示会と捉え、ブース展示にも非常に力を入れている。国内での売り上げが非常に好調で、2016年~2017年(6月締め)の売り上げは前年比で6.8%増を記録しているという。

8月30日に行なわれた記者会見の様子
ドイツ国内での売り上げが非常に好調で、2016~2017年の売り上げは前年比6.8%増を記録している

アレクサ対応の家電製品

 ミーレでは、インターネットと連携したスマートハウスへの取り組みの一環として、Amazonの音声認識技術「Alexa(アレクサ)」との連携を進める。オーブンや洗濯機、冷蔵庫など様々な製品との連携を進めており、たとえば冷蔵庫の温度帯や、洗濯機の工程の進み具合など、アレクサに音声で尋ねると、音声で応える。

Amazonの音声認識技術「アレクサ」を搭載したスピーカー。音声認識機能との連携を積極的に進める

 しかし、安全上の問題などもあり、どこまで連携するかどうかは、現在模索中だという。電源のON/OFFの操作ができるのは、現時点ではオーブンのみとしている。

転勤族に便利なリースのドラム式洗濯機。

 「新たなチャレンジ」として、この秋からスタートするのが、ドラム式洗濯機のリースシステム「BlueHorizon」。本体の設置や、ミーレ独自の洗剤供給も含めたサービスで、若い世代や転勤や引っ越しが多い人に向けてスタートする。

新たなチャレンジとして、ドラム式洗濯機のリースシステムをこの秋からスタートする

 料金体制は3つ用意しており、使用頻度が低い人向けに1回4.99ユーロ支払うコース、もう少し使用頻度が高い人向けに月10ユーロ払い、1回使うごとに2.9ユーロ支払うコース、使用頻度が高い人向けに年250ユーロ支払うコースがある。いずれもミーレ専用の洗剤も込みの料金となる。

 専用のポータルサイトが立ち上げられ、ユーザーはコスト管理や、プログラム、メンテナンスなどを自分で確認できる。10月からドイツ国内で、パイロットプロジェクトが台数限定でスタートする。

2つのカメラを搭載してたロボット掃除機

 ミーレ、2代目となるロボット掃除機「Scout RX2」もこの秋から発売する。外出先から、室内の様子を確認できるカメラと、室内を検知して効率的な掃除を行なう2つのカメラを搭載する。

ミーレ、2代目となるロボット掃除機「Scout RX2」
本体裏側
2つのカメラを搭載する

 従来より改良を重ねて、集塵能力は約3倍にアップしているという。アプリとの連携機能も備えており、遠隔操作やタイマー設定が可能なほか、掃除の進捗状況を確認することもできる。

 また、本体のカメラが撮影した映像をライブで確認できる。ペットの状況や、侵入者がいないかどうかなどを外出先から確認できるという。

新しい調理法を搭載した「ダイアローグ・オーブン」

 2017年の目玉商品と位置づけられていたのが、電磁波を変化させながら調理するダイアローグ・オーブン。製品については、既報しているが、従来とは全くことなる調理法で、表面に熱を与えることなく、食材の芯から均一に加熱できる。

 たとえば、氷のボックスに入れた魚の切り身を、周りの氷を溶かさずに調理することも可能。

ダイアローグ・オーブン