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貼るだけで筋トレできるEMS機器が人気。日立マクセル「もてケア」で理想のクビレ、美尻に
2017年7月27日 16:00
日立マクセルは、コードレスで使えるEMS運動機器「もてケア ウエスト&ヒップ」のメディア向け説明会を開催した。7月28日の発売を予定しており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は16,800円(税抜)。
筋肉を電気刺激によって収縮させるEMS(Electrical Muscle Stimulation)運動器。ウエストとヒップまわりを集中的にトレーニングできる形状が特徴。大きな筋肉が集まる腰回りやヒップの表層から深層まで確実に鍛えられるように、出力強度を従来タイプの約2倍にしている。
プログラムパターンは、自動で切り替わるオートトレーニングを採用。15パターンのリズム(周波数)を組み込み、筋肉が刺激に慣れないようにし、効果的なトレーニングが可能だという。強度は15段階で設定可能。
同社は、2016年11月に「もてケア」第1弾モデルを展開。女性がシェイプアップしたい部位として、最も票の集まった下腹部を鍛えられる「4極タイプ」と、二の腕のケアができる「2極タイプ」をラインナップしていた。今回発売するタイプは、ウエストとヒップのトレーニングに適した製品で、理想のクビレや美尻を実現するという。
本体は、腰回りとヒップに同時に装着可能。運転モードは、腰回りとヒップを同時にトレーニングできる「ウエスト&ヒップ」のほか、「ウエスト」のみ、「ヒップ」のみの3つを用意する。
EMS機器市場は拡大。ウエスト&ヒップに適したモデルで女性の悩みを80%カバー
日立マクセル ライフソリューション事業本部 事業企画本部 商品企画部 企画課 課長 沢辺 祐二氏は、EMS機器の市場について次のように語った。
「EMS運動器の市場は2015年から拡大しており、日立マクセルも2016年末から製品を投入し、売上は好調に推移しています。2017年度は参入メーカーも増え、市場規模は100億円になると予測しています。今回発売する新モデルは、これまでアプローチできていなかったウエストとヒップ向けで、既に販売している4極/2極タイプと合わせて、女性のシェイプアップの悩みを80%カバーできるようになります」
本体は薄くて柔らかいシリコン素材で身体にフィットするといいう。電源およびコントローラーを本体に内蔵したコードレスタイプで、1回約3時間の充電で、約20分×10回使える。
本体サイズは580×17.4×340mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約170g。ゲルパッド6枚、保管シート、電源アダプター、充電用ケーブルが同梱される。
なお、電極部に貼り付けて使うゲルパッドは、消耗品のため、交換用が同時発売される。1セット6枚入の「MXES-600GEL1P」と、2セット12枚入「MXES-600GEL2P」が用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に2,980円、5,480円(いずれも税抜)。
ヒップの筋肉は上がりやすく下がりやすい。日常的なトレーニングが効果的
会場には、健康運動指導士 田中 咲百合さんとモデルの井咲 アキさんが登場。実際にもてケアを使った感想を、以下のように述べた。
「ウエストとヒップ同時に貼って、トレーニングできるのが良かったです。ヒップの筋肉は大きいので、ここを鍛えることで血流や代謝をアップできます。また、ヒップはトレーニングすると筋肉が上がりやすく、その反面下がりやすいという特徴があります。毎日、もしくは2日に1回など使うと効果的です。また、タイトスカートを履く直前にもてケアでヒップを上げておくのもオススメですです」(田中さん)
また、井咲さんは「今実際に貼っているのですが、3分ほどで既に疲れてきています(笑)。さっきまで部屋が寒かったのですが、もてケアで筋肉を刺激しているうちにポカポカしてきました。ちゃんと欲しいところに刺激がくるので、効果的にトレーニングできていそうです」とコメントした。