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東芝、軽いタッチでぐんぐん進む「ラクトルパワーヘッド」採用のサイクロン式掃除機

 東芝ライフスタイルは、軽いタッチでぐんぐん進む「ラクトルパワーヘッド」を採用したサイクロン式掃除機「TORNEO V(トルネオ ヴイ) VC-MG920」を8月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9万円前後(税抜)。

「TORNEO V(トルネオ ヴイ) VC-MG920」グランレッド
グランブロンズ

 12気筒の気流で微細な粒子まで分離する独自のサイクロン機構「バーティカルトルネードシステム CLEAR」を搭載したサイクロン式掃除機。高速気流でゴミと空気を分離し、ゴミを約1/5に圧縮、サイクロン部は分解して水洗いできる。新モデルでは、新型のヘッド「ラクトルパワーヘッド」を採用した。

 ラクトルパワーヘッドは、内部の風の流れを改善、ゴミの取込口を幅広く取り、集塵性能を向上させた。ヘッドの走行が重くなりがちなじゅうたんの上でも軽いタッチでヘッドが前に進む自走式に加え、自由な位置で握れて操作が軽い「らくわざフリーグリップ」を採用、ヘッドの操作が楽に行なえるという。また、素材を見直したことで、ヘッドの重量は約380gと軽量化した。

ヘッドの操作性が向上した
吸い込み幅が広くなり、床面からの吸引力もアップした

 手入れもしやすくなった。ブラシ毛はフッ素加工処理に加え、静電気の発生を抑える銀糸(Agブラシ)とブラシに付着した塵をプレートで落とす機構も採用。ブラシ毛に汚れが付着しにくくなっている。また、ブラシに絡んだ髪の毛などをハサミでカットしやすい形状を採用する。

 そのほか、毎分約1,600回ふとんを叩くことでハウスダストを浮き上がらせて吸引する電動ふとんブラシ「パワービーターヘッド」が付属、ゴミの有無を検知する「ゴミ残しまセンサー」、LEDで照らして暗い場所も掃除しやすい「ワイドピカっとブラシ」、運転時にヘッドを持ち上げると約6秒後に運転が一時停止する「節電ストップ機能」、床面に合わせてパワーを自動で制御する機能などを搭載する。

 本体サイズは、220×322×276mm(幅×奥行き×高さ)で、本体、ホース、延長管、ヘッドを合計した標準質量は4.6kg。本体カラーは、グランレッド、グランブロンズの2色。伸縮ロングノズル、ロングブラシ、付属品用ホースが付属する

 下位機種として、電動ふとんブラシではなくて、ふとんブラシが付属、伸縮ロングノズルなどが省略された「VC-MG720」が8月1日に、ふとんブラシが付属しない「VC-SG620」と、ラクトルパワーヘッドではなく、カーボンヘッドが搭載された「VC-S520」が9月1日にそれぞれ発売される。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に7万円前後、6万円前後、5万円前後(全て税抜)。

電動ふとんブラシではなくて、ふとんブラシが付属、伸縮ロングノズルなどが省略された「VC-MG720」。カラーはライトピンク
ふとんブラシが付属しない「VC-SG620」。上位機種とは、サイクロン機構も異なる。カラーはピンクゴールド
ラクトルパワーヘッドではなく、カーボンヘッドが搭載された「VC-S520」。カラーはアイスブルー