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デロンギ、パワフルコンパクトな除湿機「タシューゴ」で空調家電に参入
2017年5月23日 11:00
デロンギ・ジャパンは、同社としては初となる除湿機「デロンギ タシューゴ アリアドライ マルチ 衣類乾燥除湿機 DEX16FJ」を6月1日より発売する。店頭予想価格は29,880円前後(税別)。
コンプレッサー式の除湿機。消費電力185W(60Hz)以下の除湿機としては、最大級の1日約7.2Lの除湿能力を備えている。風向きを調整するルーバーなどは備えていないシンプルな機構で、持ち運びしやすいハンドル一体型デザインを採用。A4サイズに設置できるコンパクトサイズとした。
適用床面積は木造で8畳/9畳(50/60Hz)、コンクリートで16畳/18畳(50/60Hz)。運転音は約39dB。運転モードは強・中・弱の3段階で、それぞれ湿度設定は60%、50%、40%。
本体背面には、銀イオン抗菌フィルターと、抗アレルゲンフィルターを備え、菌や花粉、ダニのふん・死がいなどを抑制するという。
コンプレッサー式の除湿機は、25℃以上の高温環境での除湿能力が高く、ほかの除湿方式よりも消費電力が抑えられる点が特徴。タシューゴの1時間あたりの電気代は約4.5円。
本体サイズは335×225×505mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は10kg。本体カラーはホワイト。
デロンギ・ジャパンで除湿機を販売するのは今回は初めてとなる。日本では、エスプレッソマシーンや、オイルヒーター、調理家電などのイメージが強いが、本国イタリアを始めとし、ヨーロッパでは1980年代から自立型のエアコンを扱うなど、空調家電の歴史は古いという。
今回日本で除湿機の販売をスタートした理由として、アレルギーや、大気汚染など、環境の変化による室内干しニーズの増加を挙げる。