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ミーレ、大容量ながら約1時間で洗浄・すすぎ・乾燥できる食器洗い機「EcoFlex」
2017年5月17日 16:26
ミーレ・ジャパンは、ビルトイン食器洗い機の新モデル「EcoFlex」全9モデル20機種を7月7日に発売する。価格はサイズと仕様によって異なり、45㎝幅のエントリーモデル「G 4720 SCU」が298,000円、60㎝幅のハイエンドモデル「G 6994 SCVi K20」が650,000円(税抜)。
ドイツの老舗家電メーカー「ミーレ」のビルトイン食器洗い機。大容量ながら高い洗浄力と省エネ性を備えているのが特徴。新モデルは、洗浄・すすぎ・乾燥までの時間を約58分と大幅に短縮する「Quick Power Wash」プログラム」を搭載した。なお「センサーウォッシュ」時の所要時間は100分~、「Nomal 55℃」時は137分~。
バスケットもより使いやすく進化。強力な水圧で庫内の食器やグラス、カトラリーが動いて傷めることのないよう、デザインを工夫したという。さらに3Dカトラリートレイプラス、フレックスアシスト、フレックスケアグラスホルダーを追加した。
ミーレによると食洗機の普及率は、ドイツやアメリカが80%であるのに対し、日本は30%と低いのが現状。その理由として考えられるのが、日本の食洗機に対する「予洗いが必要で面倒くさそう」「水道代などのランニングコストが高そう」などのイメージであると分析する。
しかし同社の食洗機は予洗いが不要。3段のスプレーアームが少ない水で汚れをはがし、食器の種類に応じて最適な水量と本洗い温度、時間を自動でコントロールするオーとセンサーを搭載している。また最高75℃の高温洗浄で、油脂やしつこい汚れを落とすほか、余熱で優しく乾燥できるという。
また水道代と電気代については、手洗いした場合に使用する水量が1回あたり149.8L、37.7円であるのに対し、ミーレの「G6824 SC」の ECOプログラムで洗った場合の水量は9.7L、2.44円。電気代は、同プログラム使用時で、1回あたり20.2円だという(一定の算出条件による)。
スペックの一例として「G 4720 SCU」の本体サイズは、448×570×805-870mm(幅×奥行き×高さ)、重量は47kg。食器点数(JEMA規格)は51点。運転音は46dB。