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ティファール、温度設定できる電気ケトルで広がるお茶やコーヒーの愉しみを提案
2017年4月28日 17:21
グループセブ ジャパンは4月28日、温度設定ができる電気ケトルを使ったイベント「ティファールカフェ~温度を変える。おいしさ変わる~。」を、東京・二子玉川ライズ"ガレリア"にて開催した。
7段階の温度設定ができるティファールの電気ケトル「アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L」を使い、最適な温度で淹れた日本茶やコーヒーが試飲体験できるイベント。同製品は、60・70・80・85・90・95・100℃と7段階の温度設定ができるほか、好みの温度で60分間保温できる温度コントロール機能を備えている。
60℃と80℃の湯で淹れた日本茶の味の違いを体感
会場では同製品を使い、60℃に沸かした湯と80℃に沸かした湯それぞれで淹れた日本茶の試飲を実施。同じ茶葉を使ったにもかかわらず、60℃の湯で淹れたお茶は渋みが少なく、甘味とうまみが感じられたのに対し、80℃の湯で淹れたお茶は香りと渋みを強く感じられた。
日本茶ソムリエの和多田喜氏によると、「日本茶は60℃を超えると渋みが出始め、80℃を超えると渋みがさらに強くなってくる」と言い、同じ日本茶でも湯温を変えることで違った味や風味が楽しめるのが魅力だという。「何℃で淹れるのがベスト、というのはありません。シチュエーションに合わせて湯温を変え、様々な味を楽しんでもらいたい」
イベントでは、和多田氏によるレクチャーも実施。同製品を使いながら、誰でも簡単においしい日本茶を淹れる方法をワザを披露した。
日本茶を淹れる際、重要なのが湯の温度だが、「これはアプレシア エージー・プラス コントロールを使えば簡単です」と和多田氏。次に難しいのが浸出時間(蒸らし)だというが、これにも、誰でもおいしく淹れられる方法があるという。
「急須に茶葉を入れ、お猪口1杯分の水を入れて5分ほど置いたら茶葉が開くので、あとは適温の湯を入れるだけです」。実際にその方法で淹れてもらった茶を飲んだが、急須に湯を淹れてすぐに注いだ茶にもかかわらず、きれいな緑色をしたおいしい茶を楽しめた。
ちなみに茶を注ぎ出した後の急須は、フタをしないのもポイント。粗熱を取り茶葉を蒸らさないことで、2煎目、3煎目もおいしくいただけるという。「最初に60℃の湯で甘味を味わったら、2煎目は80℃の湯で渋みを味わうなど、1杯の急須で違った味わいを楽しむのもいいですね」
コーヒーの抽出にベストな湯温がキープできる
さらに会場では、世界バリスタチャンピオンの井崎英典氏が淹れるコーヒーの試飲会も実施。コーヒーも豆の種類や煎り方によってベストな湯温が90℃や95℃と異なるが、「重要なのはその湯温をキープすること」という。
コーヒーはドリップする際、湯を数回に分けて注ぐため、その間に湯温が下がってしまうという問題がある。しかし同製品は設定温度で60分間保温できるため「時間をかけて注いでも、常に設定した95℃で注げるのはありがたい」と井崎氏。
さらに井崎氏はバリスタとして、絶妙な加減で湯が注げる点も評価。「注ぐ角度を調整することで、細くも太くも注げますし、最後に液垂れしないところも気に入っています」と話していた。