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エコバックス、部屋を移動しながら空気をきれいにする自走式ロボット空気清浄機

 エコバックスは、部屋を移動しながら空気をきれいにするロボット空気清浄機「ATMOBOT(アトモボット)650」を3月31日に発売する。同社直営オンラインストアの販売で、価格は97,092円(税込)。

ロボット空気清浄機「ATMOBOT 650」

 最大72畳を空気清浄する自走式ロボット。部屋を移動しながら、あらかじめ設定した場所の空気をきれいにする。大きな部屋でも設定した経路に沿って空気を清浄するため、複数の空気清浄機を設置する必要がなくなるという。

 フィルターには、4層構造フィルターを採用。大きなホコリはプレフィルター、0.1μmの微細な汚れはHEPAフィルターで取り除く。さらに脱臭フィルターが臭いの原因物質を吸収し、最後のHEPAフィルターを通ったきれいな空気を部屋に戻すという。

部屋を移動しながら最大72畳まで空気をきれいにする
4層構造フィルターを採用

 部屋のどこからでも吸引できる360度の吸引口を採用。9m3/分の大風量で空気を一気に吸引して汚れを除去するので、短時間できれいにできるとしている。

 最大稼働時間は70分。AUTOでスタートさせると、最大70分かけてすべてのスポットを移動する。空気がきれいになるか、70分経過すると自動で充電ドックに戻り、その場で20分空気清浄を行なう。

360度から一気に汚れを除去
70分稼働したら自動で充電ドックに戻る

 またスマートフォンに専用アプリをダウンロードすれば、全機能のスマホでの操作が可能。アプリ上で空気状態をチェックしたり、ロボットの移動経路を設定しておけば、長期間留守にする場合でも、常に家の空気をきれいな状態に維持できるという。

スマートフォンで空気の状態のチェックや操作が可能

 そのほか、落下防止センサー、衝突防止センサー、部屋の形状を計測し、家具や壁にぶつからないようにする「LSDシステム」を搭載。経路の設定や障害が起きたときは、音声で状況を知らせる。なお乗り越え高さは約0.8㎝。

 本体サイズは、350×515mm(直径×高さ)、重量は9.6kg。推奨フロア面積は72畳。CADR(m3/分)は400(タバコ煙)。定格電力は50W。充電時間は約5~6時間。