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ナノイーXを搭載したパナのエアコン「エオリア」に、コンパクトモデルや寒冷地モデル

 パナソニックは、新開発の独自イオン「ナノイーX(エックス)」を搭載した、ルームエアコン「エオリア」2017年度モデルのラインナップを拡充し、1月より順次販売する。「EX/GX/J/UXシリーズ」の4シリーズで、コンパクトモデルや寒冷地向けモデルを用意する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は8万~37万円前後(税抜)。

ルームエアコン「エオリア EXシリーズ」

 除菌・脱臭効果の決め手となるOHラジカルの発生量が、従来のイオン機能「ナノイー」より約10倍アップした「ナノイーX」を搭載したルームエアコン。空気中の菌の水素を抜きとって除菌し、吹き出す風を清潔に保つという。

 ナノイーXは、2016年8月に新開発の技術として発表。ルームエアコンのフラグシップモデル「WX/Xシリーズ」や、加湿空気清浄機「F-VXM90」にも搭載されている。

奥行きをすっきりさせた「EXシリーズ」

 EXシリーズは、フィルターを自動で掃除する高機能モデルながら、奥行きをすっきりさせたモデル。室内機サイズ798×239×295mm(幅×奥行き×高さ)を実現している。

 「フィルターお掃除ロボット」機能を搭載しており、フィルターに付着したホコリの量を検知し、自動で捕集する。溜まったホコリは配管穴から屋外へ自動で排出されるため、手入れの手間を軽減する。

 ラインナップは、適用畳数6~23畳の計8機種を用意。価格はオープンプライス。店頭予想価格は13万~24万円前後。カラーはクリスタルホワイトとノーブルベージュ。

EXシリーズ 14畳モデル「CS-EX407C2」クリスタルホワイト
ノーブルベージュ

高さを抑えた「GXシリーズ」

 GXシリーズは、室内機サイズ790×340×249mm(幅×奥行き×高さ)で、高さを抑えたモデル。フィルター自動掃除機能を搭載するが、ゴミ捨ては手動としており、年に1回ダストボックスを手入れする必要がある。

 ラインナップは、適用畳数6~18畳の計6機種を用意。価格はオープンプライス。店頭予想価格は11万~19万円前後。カラーはクリスタルホワイト。

GXシリーズ

ナノイーXを充満させてカビを抑制する「Jシリーズ」

 Jシリーズは、フィルター自動掃除機能は非搭載だが、運転後に室内機内部にナノイーXを充満させてカビの成長を抑制する機能を備える。室内機サイズは、780×239×285mm(幅×奥行き×高さ)。

 ラインナップは、適用畳数6~18畳の計5機種を用意。価格はオープンプライス。店頭予想価格は85,000円~16万円前後。カラーはクリスタルホワイト。

Jシリーズ

寒冷地向けのプレミアムモデル「UXシリーズ」

 UXシリーズは、外気温-25℃でも最高吹き出し温度約55℃の高温風を実現した寒冷地向けモデル。凍結防止ヒーターが、凍結による性能低下を防止し、霜取り運転で溶けた排水の凍結も防ぐという。

 さらに、温度の異なる2つの温風を同時に吹き分けられる機能を搭載。ダブル温度熱交換器で、2つの異なる温度の風を吹き分けられ、暑がりの人も寒がりの人も快適に過ごせるとしている。

 ラインナップは、適用畳数8~23畳の計6機種を用意。価格はオープンプライス。店頭予想価格は27万~37万円前後。室内機サイズは、799×385×295mm(幅×奥行き×高さ)。カラーはクリスタルホワイト。

UXシリーズ

スタンダードモデル「Fシリーズ」

 下位機種として、ナノイー機能非搭載のスタンダードモデル「Fシリーズ」を1月に発売する。適用畳数6~18畳の計6機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は8万~15万円前後。カラーはクリスタルホワイト。

【お詫びと訂正】
記事初出時、Fシリーズにおいてナノイー搭載としておりましたが、正しくはナノイー非搭載になります。お詫びして訂正いたします。

Fシリーズ