長期レビュー

オムロン、タニタ、パナソニックのスマホ連携体組成計を使ってみた その2

~パナソニック「EW-FA43」、タニタ「BC-505」編
by 小林 樹

 
「長期レビュー」は1つの製品についてじっくりと使用し、1カ月にわたってお届けする記事です。(編集部)



左からオムロン「体重体組成計 カラダスキャン HBF-215F」、パナソニック「体組成バランス計 EW-FA43」、タニタ「体組成計 インナースキャン BC-505」のパッケージ

 体重や体脂肪、筋肉量、骨量などの項目を一度に計れる体組成計。国内では、オムロン、パナソニック、タニタの3社が主要メーカーだ。今年、その3社から次々に、スマートフォンと連携する体組成計が発売された。

 この長期レビューでは前回、他社に先駆けて発売されたオムロンのスマートフォン連携モデル「カラダスキャン HBF-215F」をレビューした。2回目となる今回は、パナソニックの「体組成バランス計 EW-FA43」とタニタの「インナースキャン BC-505」を試してみた。


メーカーオムロンパナソニックタニタ
品名体重体組成計
カラダスキャン
HBF-215F
体組成バランス計
EW-FA43
体組成計
インナースキャン
BC-505
価格オープンプライス
購入場所Amazon.co.jp
購入価格5,384円7,280円15,267円

ダイエット向け! パナソニック「体組成バランス計 EW-FA43」

 パナソニックが10月より発売した体組成計「EW-FA43」は、FeliCaまたはNFC対応のAndroidスマートフォンと連携する製品だ。スマートフォンにあらかじめ専用アプリをダウンロードしてEW-FA43本体にタッチすると、測定データがスマートフォンのアプリに転送され、アプリ上でグラフとして確認できる。

パナソニック「体組成バランス計 EW-FA43」パナソニック「体組成バランス計 EW-FA43」背面

 まずはEW-FA43のスペックを確認しておこう。本体サイズは250×250×26mm(幅×奥行き×高さ)で、本体重量は約1.33kg。カラーはホワイトとブラックが用意されていて、今回購入したのはホワイトだ。電源は別売りで単四形電池4本が必要となる。

・初期設定

 使うにはまず、自分の住んでいる地域と、年月日、時刻を初期設定する。次に、生年月日と身長と性別などの個人データを入力する。個人データは4人まで登録可能だ。

「パナソニックスマートアプリ」をGooglePlayからダウンロード

 スマートフォンには、あらかじめ専用アプリ「パナソニックスマートアプリ」をインストールしておく。パナソニックスマートアプリとは同社の家電製品と連携するクラウドサービスのアプリで、体組成計だけではなく、パナソニックのスマート家電全般に対応する。例えば、冷蔵庫の省エネ状況が確認できたり、電子レンジの調理設定などがスマートフォンから操作できる。

 なおパナソニックスマートアプリを使うには、パナソニックの会員情報サイト「CLUB Panasonic」の登録が必要となる。登録は無料で、パソコンのほか、スマートフォンからも登録できる。

 「CLUB Panasonic」のユーザー登録を終えたら、あらためて「パナソニックスマートアプリ」にログインして、体組成計と連携させる。連携方法は簡単だ。体組成計の「通信」ボタンを3秒以上長押しして、スタンバイ状態にする。そこに、アプリの転送画面を開いたスマートフォンをタッチするだけ。設定が終わると、アプリのトップページに体組成計のアイコンが現れる。以上で初期設定は完了だ。

スマートフォンと体組成計をタッチで連携させる。1つの体組成計に連携できるスマートフォンは4台。1台のスマートフォンにつき、1人分のユーザーデータが連携できるスマートフォンが認識すると、画面に表示される。体組成計で先に個人データを登録していれば、個人番号を選択して連携できる。スマートフォンから個人データを登録することもできる設定が終わると、アプリのトップページに体組成計のアイコンが登場

 なお「パナソニックスマートアプリ」では、取扱説明書のように使い方を解説する「かんたんガイド」、ユーザー情報や機器設定の変更ができるページも用意されている。

体組成計ページのトップ「かんたんガイド」では使い方が丁寧に書かれているので、取扱説明書が手元になくても、体組成計を操作できる使い方の解説ページ。目標を設定して、効果的にダイエットできる「スマート家電のはじめ方」も説明している

・体組成計の使い心地

 さっそく体組成計に乗ってみよう。EW-FA43は、本体に乗るだけで電源がONになり、あらかじめ登録したユーザー情報から乗った人のデータを自動で読み込む「のるだけID機能」を搭載している。

 計測にかかった時間は実測で約11.7秒。測定後に表示する項目は、体重、基礎代謝、BMI、体年齢、体脂肪率、内臓脂肪レベル、皮下脂肪率、筋肉レベル、骨レベル、体幹バランス年齢の10項目。体重を表示後、タッチパネル式ボタンを押して、手動で表示を切り替えて確認する。

体重表示。測定データは、1日1回、最新のデータを本体に記録する基礎代謝(kcal/日)……内臓が消費する、生きていくために最低限必要なエネルギーBMI(低い/標準/高い)……体重(kg)÷身長(m)の二乗。日本肥満学会が“肥満の判定基準”として提言している
体年齢。基礎代謝をもとに算出しているというが、私は実年齢を5歳上回り、3社の体組成計の中で一番厳しい結果だった。実年齢を10歳上回ったうちの母もショックを受けていた体脂肪率(低い/標準/高い)……体重のうち、体脂肪の重さが占める割合。体脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪がある。高すぎても低すぎても良くないという内臓脂肪レベル(低い/標準/高い)……内臓のまわりについている脂肪がどのくらいのレベルか
「筋肉レベル」(低い/標準/高い)……体重のうち、体を動かす筋肉が占める割合。エネルギーを多く消費してくれる筋肉が多いと、太りにくいという体幹バランス年齢。姿勢や体を支える筋力の目安。このほか、体重のうち皮下脂肪の占める割合を示す「皮下脂肪率」や、骨量を表す「骨レベル」も表示する
パナソニックの説明書より抜粋。体脂肪率とBMIの値から体のタイプが確認できる

 取扱説明書によれば、これらの測定項目のうち、体脂肪率とBMIから体のタイプを知ることができるのだそうだ。例えば、体脂肪率が「標準」、BMIが「適正」だった私は、一応「適正タイプ」と判断されたが、気を抜くとすぐに「かくれ肥満タイプ」になりそうなので、気をつけたい。


体重測定の様子。測定時間は11秒以上とめ。体重が前回の測定値を下回ると、体重の周りにキラキラが表示される

 本体を使ってみて思ったのは、この体組成計はダイエットしている人にオススメだ。まず、過去比較機能が充実している。「過去」ボタンを押すと、1つの画面上で前回の測定値と最新の測定値を一度に表示できるほか、最大1年前まで遡って過去のデータを確認できる。スマートフォンでグラフを開かなくても、体組成計ローカルで自分の体重の変遷がわかるので、自分の頑張りが減量結果として確認できる。

 また、前回の測定値を300g以上下回った場合、体重表示の周りにキラキラマークを表示する「ごほうびキラキラ」機能も搭載している。実際のキラキラ表示は、上の動画で御確認いただきたい。正直、このキラキラには意味があるのか、使う前は疑問だったのだが、実際に使ってみると、測定後にキラキラが表示されると「オッ? 」と嬉しくなるのだ。体組成計に毎日乗るのは面倒だが、日々の計測の中でもちょっとした変化があると、楽しい。キラキラはモチベーションを保つお楽しみコンテンツのように機能してくれている。

 このほか、ダイエットをサポートする機能として、1カ月後の減量目標を設定する機能や、家族に測定データを見られないようパスワードをかける「シークレットモード」も用意されている。なかなかデリカシーのある体組成計である。

 使い勝手にも満足している。液晶の見やすさは抜群だ。液晶サイズは65×75mm(横×縦)と大きく、映し出される数字も大きい。さらにバックライトを搭載しているため、暗所でもコントラストがはっきりしている。

 惜しいと思った点は、計測にかかる時間は約11.7秒と結構長く、待たされること。また、計測後に何の音も鳴らないので、測定が完了したのかわかりにくかった。

・スマートフォンで測定データを確認! 「ダイエットメモ」

 次に、スマートフォンとの連携機能を確認しよう。スマートフォンへのデータの転送方法は、体組成計の「転送」ボタンを3秒以上押し、アプリの転送画面を開いた状態でタッチすれば、完了だ。


転送の様子。所要時間はわずか1秒。転送が終わると「シャラララン」と音が流れる

 転送が終わると、スマートフォンの画面には、黒い犬のキャラと「50ptゲット」の文字が現れる。このpt(ポイント)とは、「CLUB Panasonic」上で家電製品が当たるキャンペーンにエントリーできるポイントなのだそうだ。

 同時に、自分の体型も言い当てられる。私は筋肉も基礎代謝も少ない「ごぼうタイプ」と表示されてしまった。スマートフォンを毎日タッチするたびにタイプを指摘されるので、なんとか健康を目指して頑張りたくなる仕掛けだ。

転送画面を表示して、体組成計にタッチこのポイントを溜めると、「CLUB Panasonic」上で家電製品が当たるキャンペーンにエントリーできるうちの母の場合、「りんごタイプ」と手厳しく指摘されていた

 転送が終わったら、アプリの「ダイエットメモ」という項目をクリックして、測定データを確認する。

「パナソニックスマートアプリ」内のダイエットメモをクリックする「ダイエットメモ」トップページ。ポップで見やすい

 このアプリでは、体組成計と活動量計で計った全項目のうち、自由に選んだ2項目を同時にグラフ化して表示できる。今回は活動量計を使っていないので、体組成計の測定項目から2項目選んだ。

体重と体脂肪率を表示。グラフは日単位、週単位、月単位で切り替えられる皮下脂肪率と基礎代謝を表示した様子

 グラフは、グラフは色使いも鮮やかで、文字の太さにメリハリがあり、とても見やすい。折れ線グラフの線も太く、わかりやすい。

 見やすさと共に、気に入ったのが「友達リンク機能」だ。この機能は、最大10人まで、「パナソニックスマートアプリ」を使用している他の人の結果を確認できるというものだ。我が家では母娘でお互いの体重をチェックし合い、健康の維持に努めている。毎日体組成計に乗るのは、慣れるまではなかなか面倒だが、これならお互いにモチベーションを高められるので、気に入った。

友達リンク機能のトップページ。犬のキャラが出てくる友人と共有する場合、お互いに「共有する」をクリックして、ID番号を発行し、2人の番号を交換する番号の入力画面。それぞれ番号を入力すると、相互にデータを確認できる
番号を入力すると、登録が完了する私のスマートフォンから母の測定データを確認。かわいそうなので、体重は伏せておく体組成計のほか、血圧計や活動量計のデータも選択すれば共有できる

 ダイエットメモアプリでは、測定データをグラフで確認したり、友人の測定データを確認できるほかに、「アドバイスを受けられるページや、正しいダイエットの知識を身につけられるコンテンツ、ヘルシーなレシピを検索できるコンテンツなども用意されている。

自己チェックでより自分に合わせたアドバイスが受けられるようになる正しいダイエットの知識を身につけられるQ&A形式のコンテンツも用意されているレシピ検索ページともリンクしている

 以上、「パナソニックスマートアプリ」内の「ダイエットメモ」機能を使ってみたが、とにかくグラフが見やすいのが良い。また、過去まで遡って項目別にデータを確認できるし、「友達リンク」機能でほかの人と繋がれば、モチベーションも向上する。せっかく体組成計のデータと一緒に活動量計も表示できるので、今度は活動量計と連携させて使ってみたい。

 気になる点を挙げるならば、パソコンからグラフが確認できないのは残念だ。オムロンのウェルネスリンクのように、パソコンからもデータ管理できるようになれば嬉しい。

 EW-FA43は、体重を減らさずに体の代謝を高めたい人や、筋肉を増やしたい人、今の体力を維持したい人には、求めるものが違うかもしれないが、ヘルシーな体型を目指している方には配慮が行き届いているので、満足できる製品だ。

Bluetooth通信で連携、タニタ「インナースキャン BC-505」

 8月に発売されたタニタのスマホ連携機能付き体組成計「インナースキャン BC-505」は、通信方式にBluetoothを採用した点が特徴だ。

BluetoothVersion2.0+EDR(クラス2)方式の無線通信モジュールを搭載したタニタ「体組成計 インナースキャン BC-505」背面に付属する4点の突起のおかげで、床置きした際に、容易に位置をずらせる

 これまで紹介してきたオムロンやパナソニックの体組成計は、FeliCaおよびNFC通信を採用しており、データ転送の際には、体組成計にスマホをタッチする必要があったのだが、Bluetooth通信ではスマートフォンのアプリを起動させておけば、タッチする必要がなく、データを転送できるのだ。

 まずはスペックを確認しよう。本体は円盤型で、本体サイズは340×340×34mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量は約2.6kgとなっている。液晶画面のサイズは63×60mm(横×縦)で、画面の下には操作用のボタンが並んでいる。

・初期設定

 電源には単三形乾電池4本を使用する。電池をセットしたら、体組成計の初期設定をしよう。自分の住んでいる地域や、年月日、時刻、個人データ(生年月日、身長、性別)を登録する。個人データは4人まで登録できる。操作はボタンキーから行なう。

 スマートフォンには、BC-505専用アプリ「a-Tanita」をインストールし、BC-505とペアリング設定とスマートフォンのデバイス登録を行なう。

「a-Tanita」をインストール。Bluetooth通信の説明書も別紙で付属するスマートフォンとペアリングする
GooglePlayの「a-Tanita」のダウンロードページ「a-Tanita」アプリのトップページは、とてもシンプルBluetoothの設定ページも簡潔だ

・体組成計の使い心地

 設定が済んだら、体組成計に乗ってみよう。計測はわずか6秒程度で完了する。測定が終わると、「ピピッ」と音が鳴って知らせる。測定項目は、体重、体脂肪率、筋肉量、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、体水分率、BMI(体格指数)の9項目。

体重表示基礎代謝(kcal/日)(燃えにくい/標準/燃えやすい)BMI
体年齢(燃えにくい/標準/燃えやすい)体脂肪率(やせ/-標準/+標準/軽肥満/肥満)。私は、体脂肪率の文字の上に、小さく「-標準」と出た内臓脂肪レベル(標準:9.5以下、やや過剰:10~14.5、過剰:15以上)
筋肉量(少ない/標準/多い)……「骨格筋、平滑筋(内臓など)と水分量を含んだ値」。私は画面左上に小さな文字で「少ない」と出た推定骨量。これだけ言われてもなんのことだかわからないが、「骨全体に含まれるミネラル(カルシウムなど)の量」という。説明書には20歳から40歳の推定骨量の目安が記載されている。例えば、体重45~60kgの女性の場合、推定骨量の平均値は2.2kg。私はほぼ通常値だった体水分率。これは今回使用した3製品の中では、タニタの体組成計でのみ計れる。無理なダイエットをすると、体脂肪と共に体水分が減少するという。適正範囲は、男性が約55~65%、女性が45~60%
測定結果を取扱説明書の表に当てはめると、ズバリ「運動不足型」と言い当てられてしまった

 取扱説明書には、体脂肪率と筋肉量の判定結果から、体型が判定できる「体型判定表」が載っている。私は体脂肪率が「-標準」、筋肉量が「少ない」だったので、ズバリ「運動不足型」と言い当てられてしまった。当たってる……。

 体組成計本体を使ってみたところ、測定時間が約6秒と早い点が気に入った。弟や母からは表示がシンプルで、手早く計れるから使いやすいという感想を得た。残念だったのは、液晶も小さく、コントラストも低いので文字が見えにくい点だ。

 ちなみに、この体組成計にはユニークな側面がある。「男」「女」を入力する際に、ほかに「男性アスリート」と「女性アスリート」も選べるのだ。以前、タニタのアスリート向け活動量計の取材で聞いた話だが、日頃から激しい運動をしているアスリートは、体組成が一般人とは異なるため、計測のアルゴリズムが異なるのだという。家族に部活動などで活発に活動しているメンバーがいれば、より正確に測れるタニタの体組成計を家族で共用するといいかもしれない。

・スマートフォンとの連携

 本体で体組成の測定を終えると、データは自動でスマートフォンへ転送される。この時、スマートフォンではアプリを開いて、Bluetooth通信をスタンバイさせておく必要がある。


体重測定後、データを転送する様子。転送中体組成計の液晶には、体重や体脂肪率などと一緒に、左端に、Bluetoothのアイコンが点滅する。これはスマートフォンにデータを自動転送していることを意味する

 転送中、スマートフォンの画面には、スロット状に数字が回転して現れる。なんだかドキドキ感を煽る演出である。数秒待つと、体重が映し出される。

体重がスロットのように表示される体脂肪率も表示する

 転送されたデータは、グラフと数値で表示される。「a-Tanita」アプリの見栄えは素っ気ないほどシンプルだ。だが、文字の太さにメリハリがなく、色使いが多すぎて、見えにくいと感じた。

体重、体脂肪率、体水分率の3つを折れ線グラフで一度に表示する個別に全ての測定項目を棒グラフで表示する。画像はBMI推定骨量の棒グラフ
数値でも一覧できる画面は横向きでも閲覧可能測定項目ごとに個別に目標値も設定できる
左側の少し古い機種「MEDIAS WP N-06C」ではアプリが起動したが、「N-07D」では使えなかった

 そしてもう1つ、「a-Tanita」アプリを使う上で問題があった。それは、対応機種が古いこと。7月に発売されたNTTドコモのスマートフォン「MEDIAS X N-07D(Android 4.0)」では、「a-Tanita」アプリのインストールまでは可能だが、グラフは起動せず、使えなかった。一方で、昨年6月に発売した機種「MEDIAS WP N-06C(Android 2.3)」では、正常に起動した。

 同社の対応端末表を見る限り、現時点で対応機種はAndroid 2.1から2.3搭載で、Bluetooth SPP対応の古い製品のみで、Android 4.0の新機種は対応しているものがないようだ。今後、アプリのバージョンアップが待たれる。

 一方でメリットとしては、測定データがスマートフォン自体に保存されるという点が挙げられる。例えば、圏外の場所にいる時でも、グラフを確認できるのだ。

 これまで見てきたオムロンやパナソニックの専用アプリでは、そうはいかなかった。オムロンの場合はウェルネスリンクに、パナソニックの場合スマートフォンアプリ専用のクラウドサービスに保存されるため、データはスマートフォンのローカルに保存されないのだ。

 なお、「a-Tanita」は単独で使用するアプリで、タニタの運営する健康管理ウェブサービス「からだカルテ」とは今のところ連携していない。体組成計本体の使い勝手は、家族からは評判なだけに、専用アプリについても、今後に期待したいとことだ。


 というわけで今回はパナソニックとタニタの体組成計を使ってみた。こうしてみてみると、三者三様の使い心地があるのがわかる。いよいよ次回は、オムロン「カラダスキャン HBF-215F」、タニタ「インナースキャン BC-505」、パナソニック「体組成バランス計 EW-FA43」それぞれの機能をまとめて、家族3世代で使った感想も合わせて総括したい。最後までお付き合いいただければ幸いだ。



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2012年11月21日 00:00