【インテリアライフスタイル展2010】
イデアポート、段ボールの中で“電気スタンド”が光るインテリア照明


Flamp マゼンタ
 イデアポートのブースでは、段ボールの中の“電気スタンド”が光るランプ「Flamp(フランプ)」を展示している。発売中で、希望小売価格は8,450円。

 段ボール内に電球が備えられており、これが光ることで、表面にくりぬかれた電気スタンド部分も光るというインテリア照明。暗いところで使用すれば、黒い段ボール部分が隠れるため、あたかも電気スタンドが光っているように見えてしまう。騙し絵のような遊び心のある照明だ。また、コードが届く範囲なら、取っ手を持って持ち運べるという便利さも備えている。

 本体サイズは210×100×350mm(幅×奥行き×高さ)。カラーはマゼンダ/グリーン/ホワイトの3種類。電球ソケットはE17口金。

グリーン。暗いところで使用すると、まるで電気スタンドが光っているようにも見えるホワイト電球ソケットはE17。会場では白熱電球を使っていたため、本体はやや熱めだったが、問題なく使用できるという

 同様の商品に「City Lamp(シティランプ)」というのもある。これは、セードに東京/バルセロナ/ロンドン/パリ/ニューヨークの5都市の街並みが描かれており、明かりをつけることで、まるで都会に沈む夕日が演出できるというものだ。価格は5,250円で、今夏に発売される。本体サイズは200×1600mm(直径×高さ)。電球ソケットはE17口金。

 デザインを手がけたのは、バルセロナ在住の日本人デザイナー、ツノダヒロシ氏。両製品ともデザイナーの意向により電球が付属されていないが、パッケージやパンフレットでは、環境負荷の少ない電球形蛍光灯やLED電球を購入することを勧めている。

「City Lamp」のパリ。エッフェル塔に夕日が落ちているように見える上から見たところ。太陽のように見えたのは白熱電球City Lampの商品説明。デザイナーの意向により、電球は付属されていない



(本誌:正藤 慶一)

2010年6月2日 16:53