やじうまミニレビュー

電源ケーブルとタップをスッキリ隠せる、ケーブル収納ボックス

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
ケーブルボックス BSTB01L

 PCやデジタル機器を使っていて悩むのが、部屋の片隅でゴチャゴチャと絡み合う電源コードやケーブルだ。見た目の問題だけでなく、コードが絡み合っていると掃除もしにくく、ホコリによるトラッキング現象が起きる恐れもある。

 そんなときに便利なのが、電源タップやケーブルを収納してスッキリと見せる収納ボックスだ。今回紹介するバッファローの「ケーブルボックス」もそのひとつ。

メーカー名バッファロー
製品名ケーブルボックス BSTB01L
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,860円

 ケーブルボックスには、サイズがSとLの2種類が用意されている。幅の大きさが違うだけなので、手持ちの電源タップの長さに合わせて、どちらのサイズを選ぶか決めるといいだろう。今回はLサイズを使用した。

 素材は燃えにくい難燃性ポリスチレンを採用しており、重量は約765g。樹脂製のため軽量だが、底面には両端に大きな滑り止めが装備されており、ツルツルとした床にもしっかりと設置できる。なお、底面には放熱のためのスリットもいくつか用意されている。

 上から見下ろすと細長い長方形に見えるが、ケーブルを通す穴は長辺のサイドに1つ、短辺の両端にも1つずつ搭載されており、計3つのケーブルルートがある。3方向に伸ばせるため、複数のケーブルを収納する場合もさまざまなレイアウトが可能だ。

 長辺側に空いた穴を壁に向けて隠すように置けば、正面からはスッキリとした見た目になるし、機器の配置状況に応じては穴が空いている方を表側に向けても使える。

長辺のサイドにはケーブル穴が空いている
反対側サイドには穴がない
短編の両端にも1つずつケーブル穴が搭載
底面には大きな滑り止めが付いている

 このほか、ボックスの天面にはスマホなどが置けるように、充電ケーブルを通す穴も2つ空いている。ボックス内の電源タップにUSB ACアダプタを取り付けて、そこからUSBケーブルや、デジカメなどの充電ケーブルを天面に引っ張ってこれる。

 床に転がった電源タップにUSB-ACアダプタを付けた場合、充電中のスマホの置き場に困ってしまうことがよくある。しかし、ケーブルボックスの上に置けば、誤って足で踏んでしまうことも防げるし、充電コードを引っ掛けて高い場所から落としてしまう心配もない。

 ボックスの上側のフタには小さな突起があり、ボックス側の窪みにはめてしっかりと固定できるため、不用意にフタが外れてしまう心配はない。電源タップのスイッチを操作したいときなどにもサッとフタを持ち上げて収納ボックス内に手を入れられる。

天面には充電ケーブルを引き出せる穴が2つ搭載
フタの取り外し
ボックスの内部

 実際にわが家でゴチャゴチャしていたケーブルを収納してみたが、内部の収納空間が広く、実に使いやすかった。6口の電源タップに大きめのACアダプターを取り付けた状態で入れても、タップごとボックスの中に楽々と収納することが可能で、内部スペースにはかなり余裕がある。

 フタを外せば内部のメンテナンスも簡単。ケースに入れることでケーブルにホコリが溜まる量も減らせるため、掃除する頻度を減らすことができた。

ケーブルボックスを使う前の状態
ケーブルをスッキリと整理できる
フタの上に充電中のスマートフォンやデジタルカメラなどを置ける

 収納ボックスに電源タップを入れてゴチャゴチャした配線が視界から消えると、実に気分爽快でオススメだ。

 既存の部屋に導入してもいいし、この春から住むところが新しくなる人は、ケーブルボックスを使って新居の配線をスッキリとさせてみてはいかがだろうか。

片岡 義明