やじうまミニレビュー

JDL「LEDカレンダークロック」

~レトロなデジタル感たっぷりの時計兼カレンダー
by 清水 理史


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


7セグの何とも言えないレトロなデジタル感


LEDカレンダークロック
 世代としては40代以上。男性。そんな層には、もしかすると懐かしさから、心を惹かれてしまうかもしれない。そんな壁掛け時計が、今回する紹介する「LED CLOCK」だ。

 いわゆる7セグ方式のディスプレイが採用された壁掛け式のデジタル時計だ。数字の8の形に刻まれた縦横の線が赤と緑のLEDで点滅することで、日付や時刻などが表示されるようになっている。

メーカーJDL
製品名LEDカレンダークロック
購入店舗楽天市場
購入価格6,980円

 もちろん、7セグ自体は、時計やDVDプレーヤーなどの時刻表示などでも見かけるので、決して珍しくはないのだが、背面から漏れる光でクッキリと目立つ8の字、「1、2、3……」と、7本の線を組み合わせて点滅させながら数字が切り替わる様子、そして赤と緑の少々きつめの明るさは、何とも言えない味わいがある。

 ここまで定番的な「デジタル感」というのは、普段の生活ではなかなかお目にかかることがないので、もはや懐かしいとさえ感じさせる製品だ。


月のカレンダーも表示する巨大なボード

 あらためて製品をじっくり見てみると、これがなかなか存在感がある。

 まずはサイズ。600×40×310mm(幅×奥行き×高さ)と、時計としてはかなり大きい。イメージとしては、まさにボード。身近なものに例えると、22インチワイドクラスのテレビをもう少し横長にしたといったところで、テーブルやデスクの上にちょっと置いておく……、なんてことは少々難しい。

 電源を入れれば時刻を自動的に刻んでくれる。カレンダーも曜日が固定されており、月ごとに表示される日付が変わるというしくみになっており、こちらも自動的に切り替わるようになっている。

 ガラスでカバーされた表面の左半面には「月、日、年」、その下に「時、分」、最下段に「秒」が表示され、右半面には1カ月分のカレンダーまでが表示され る。ちなみに今日の日付を点滅させるといった小技もある。ちなみに、電源はACアダプタ。消費電力をワットチェッカーで計測してみると5~6Wと、LEDとはいえどそれなりに電力を消費する。乾電池ではなくACなのは仕方がないところか。

 本体背面に「A」、「B」、「C」というボタンが3つほどあるが、これは日時の設定のときに使うだけで、普段は放っておけば、そのまま時を刻む。ちなみに、時刻を合わせるときは、Aボタンを4回押して時間の部分を点滅させ、Bボタンで時刻を進め、Cボタンで決定するという流れになる。極めてシンプルな設定方法だ。

正面。サイズ的には22インチクラスのワイドディスプレイに近い印象。日付、時刻に加えてカレンダーも表示できる背面。電源、壁掛け用の穴、時刻設定用ボタンのみのシンプルな構成
幅は4cm。時計としてはちょっと厚いが、おかげで自立させることもできる背面のボタン。これで時刻を設定する

 幅が4cmほどもあり、自立させることもできる。重量は2.9kgもあるため非常に安定性は高い。ただし、アルミのフレームとガラスのパネルで作られているので、落ちた際の衝撃は結構大きい。背面を見ると、壁掛け時計などによくある壁つり用のフック穴があるので、安定させて使いたい場合はネジで壁にしっかりと固定して使うのがよさそうだ。

 前述の通り電源はACアダプタなので、設置場所はコンセントがあるところだけに限られてしまう。一般的な家庭の場合、エアコンや冷蔵庫用などを除き、コンセントは床の方にあるので、設置場所をよく考える必要がありそうだ。ケーブル自体も1.5m前後しかないので、延長ケーブルを使うなどしないと、壁への取り付けが難しいかもしれない。

独特の雰囲気も高い視認性

玄関に置いてみた。娘が言うように、なにやら順番待ちする必要がありそうな雰囲気も感じさせられる
 というわけで、筆者宅ではしばらく床に直置きしていたのだが、もともと非日常的な雰囲気を持つ時計が、しかも普段はありえない床にあるというのは、なかなかインパクトがある。我が娘は、ファミリーレストランの天井にある店員さん用の機械を連想したのか、「なんか呼ばれてるみたい」と、妻は季節柄「オリンピックの計測器みたい」という、とても時計として思えない感想も聞こえてきた。

 実をいうと、見やすさという点では悪くない。同じような色、同じようなサイズの数字が並ぶので、慣れるまでに時間はかかるものの、パッと見れば時間はすぐに確認できるうえ、時計とカレンダーの両方を見なくても、一カ所に視線を移すだけで事足りる。

 暗い場所での視認性も抜群だ。LEDのおかげで深夜や明け方などでも、即座に日時を確認できる。当初、夜には明るすぎるか? と心配したが、それほどでもなく、近くにあるモノがほんのり赤くなる程度で、まぶしく感じるようなことはない。

寝室に置いてみたが、やはり違和感はある。妻が言うように、計測されそうというのも何となくわかる暗い部屋での様子。視認性は抜群に良い。LEDの光も周囲を若干赤く染める程度で、まぶしいというほどでもない

 おそらくこの時計は飲食店などの店舗で使うのが正しい使い方なのだろう。ちょっと暗めのバーで、ダーツマシンの上にこの時計が置いてあるのを想像してみても、まったく違和感はない。やはり、普通の時計とは違った、独特の雰囲気を持った時計だ。

 大きな字で時刻も見やすいし、カレンダーも確認できるので実用性は意外と備えている印象だ。LEDの場合、最近ではいろいろな製品で青が多用されているが、そんな中、赤と緑というのは、ある意味貴重な存在でもある。家庭に設置するとなると場所を選ぶが、ちょっと変わった雰囲気の時計が欲しいという人は、検討してみても良いのではないだろうか。


2010年 2月 18日   00:00