やじうまミニレビュー
小さな筐体に高機能を満載した行動記録ガジェット「Fitbit」
~走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」~
by 南井 正弘(2015/10/13 07:00)
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第9回は、見た目にもナイスで、やる気にさせてくれるアクティブロガー「フィットビット チャージ HR」。 |
日常の行動を記録するガジェットがポピュラーとなって久しい。これまでにJawbone UPやNike+ FuelBandなどをモニターした経験があるが、個人的にはスマホの行動記録アプリもあるので、特にお金を払ってまで欲しいとは思わなかった。
しかしながら最近TVCMも放映されるFitbitに興味を惹かれ、実際に使ってみることにした。
メーカー名 | Fitbit |
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製品名 | Fitbit Charge HR ブラック |
購入場所 | ビックロ |
購入価格 | 21,060円 |
フィットビットはいくつかのモデルがラインアップされているが、今回セレクトしたのは心拍数も計測できる上級モデルのCharge HRだ。柔軟な素材のベルトはフィット感もよく、これだけで心拍数の計測が可能なのは嬉しいところ。この小さな筐体で時刻、歩数、心拍数、歩行距離、消費カロリー、上昇距離(階数にして換算)が表示、記録できる。
JawboneのUPと違い、こういった情報が本体で簡単に目視できるのは個人的に気に入ったところのひとつ。デザインのお洒落さはUPに軍配が上がりそうだが、Fitbit Charge HRのシンプルかつスポーティなデザインを好きな人も多いだろう。
ひとつ残念なのは日本ではブルーのカラーが選べないなど、展開カラーが少ないこと。自分と同じことを思っている人は少なくないはずだ。
実際に使ってみると、各操作は説明書をほとんど読まなくてもいいくらい簡単で、10,000歩を達成すると本体が大きく震えたり、一日の達成数値に応じてスニーカーやブーツといったアイコンがプレゼントされたりと、ゲーム感覚で楽しめる。
サイズはあまり大きくないので、ブレスレット感覚で装着できる。今夏に左手にロレックス、右手にApple Watchを着けていると、何人かに「それおかしいよ!」と指摘されたが、Fitbitなら見た目にもおかしくない。
1カ月ほどFitbit Charge HRを使用してみて思ったのは、価格の割に性能も高く、製品の質感もよい。最近のスマホの行動記録アプリも優秀だが、スマホを取り出さずに簡単にデータを目視できるのは本当に便利だし、「もっと動かなきゃ!」とやる気にさせてくれるのだ。