やじうまミニレビュー

夏でも快適に走れる「ランニングウェア」の正解!

〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第2回は、高温多湿の日本の夏に、より快適に走るためのウェアを紹介していく。

 ここ数年で街中を走っている人が本当に多くなった。以前は真夏を走るランナーは少数派だったが、最近では炎天下で走るランナーも多い。「暑くないのかなぁ?」と思うかもしれないが、スポーツアパレルの機能面での進化は著しく、日本の高温多湿の夏でも快適に走れるアイテムが、いろいろなブランドから発表されている。なかでも、ナイキの「DRI-FITシリーズ」は特に優秀だ。

DRI-FIT クールポルカ ストライプ テイルウィンド
メーカー名ナイキ
製品名DRI-FIT クールポルカ ストライプ テイルウィンド
購入場所NIKE 原宿
購入価格4,644円

ランニング“後”も快適な着心地

 実際にこのウェアを着て走ると、まず感じるのが生地の柔軟性だ。化学繊維ベースのスポーツウェアはゴワゴワした肌触りのものも多いが、このモデルはポリエステルに加えて綿を15%配合。これが着心地のよさに大きく貢献している。

吸汗速乾性に優れたDRI-FITテクノロジーを採用している

 無数の通気孔が配されていることで、ランニング中もウェア内部に新鮮な空気が送り込まれる。また吸汗速乾性も高く、ランニング後しばらくすると吸収した汗は蒸発し、快適な着心地をランナーに提供してくれるのである。

 気温が30℃を超える日のランで着用したこともあるが、走り終わったあとにストレッチを5分ほど行なっていると、吸収した汗はほとんど乾いてしまう。生地が肌にくっついてベトベトすることがないのだ。

ファストファッション製ウェアとの違い

 現在ではファストファッションのブランドも吸汗速乾を謳い、スポーツ対応モデルを発表しているが、ここまでの吸汗速乾性能は確保していない。

ウェア全体に無数の通気孔を配し、吸汗速乾性と肌触りのよさ、さらに涼しさを確保している

 この素材を使用したDRI-FITシリーズのランニングウェアは、写真のタンクトップタイプのほかにクルーネックのTシャツタイプも用意されており、ランナーの好みに対応している。

南井 正弘

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