やじうまミニレビュー
ライオン事務器「ペケピタ」
ライオン「ペケピタ」 |
マグネットを一番貼り付けている場所と言えば、冷蔵庫だと思う。1日1回は前に立つので、ちょっとしたメモや、チラシなどを貼り付けるのにはうってつけの場所だ。筆者もマグネットを使ってメモを止めているが、磁力が弱くメモが落ちてしまうものなどなかなかコレ! というものがなかった。というわけで、今回は最大50枚までの紙が止められる、ライオン事務機「ペケピタ」を紹介しよう。
メーカー | ライオン事務機 |
製品名 | ペケピタ |
希望小売価格 | 630円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 504円 |
×を表す“ペケ”が製品名に入っているように「ペケピタ」の外観は×(バツ)型。中央の交差点に磁石が内蔵されており、四方のアーム部分とメモなどをホールドする仕組みだ。サイズは86×66×12mm(幅×奥行×厚さ)とやや大きめ。カラーリングには、ブルー、オレンジ、ホワイトの3種類が用意されており、今回は全色入手してみた。
さて「ペケピタ」は単にビジュアルがユニークなマグネットではない。なんとひとつで4カ所にメモを挟め、さらに最大で50枚の紙(PPC用紙:64g/平方mの場合)をセットできるという、普通のマグネットにはない特長を持っている。試してみたところ、28ページの厚さがあるパンフレットもなんなく貼り付けることができた。
ネオジウム磁石は中央にセットされている | 磁力が強力なので、取り外しが楽なようにアームの接点よりも、わずかに高い位置に装着されている |
便利過ぎる機能の秘密は、ネオジウム磁石と“×”形状だ。ネオジウム磁石はもっとも強力な磁石といわれ、これでがっちりと壁面にくっつく。特徴的な“×”の秘密は、中心点にある磁石で生じた圧力が四方に分散して、各先端で押さえてくれるのだという。そのため、磁石と壁面の間にメモを挟むのではなく、四方のアームの先端と壁面の間にメモを挟む使い方になる。ちょっと特殊だが、単体だけでなく、複数使ってメモやプレゼン資料を理路整然と並べられるし、壁面だけでなくデスク上でメモを並べてみたいときにも便利だ。
これくらいの紙束も楽にセットできる。しかも、写真の場合状態だと下からスッと引き抜くだけで取り外せてしまう | ちょうど紙を選んでいる最中だったので、複数のペケピタを使ってきれいに並べてみた。また軽いパンフレットやハガキなどは、単体でホールド可能だ |
単体でも複数の組み合わせでもOKなので、使い方はひとそれぞれだ。小生の場合だと、作業机は木製なのでパソコンの壁面やスチール製ミキサーのサイドにメモを挟んでいる。メモだけでなく、パンフレットも問題なく挟めるため、資料置き場としても活躍中だ。
次に冷蔵庫。ここは日に2度の食事の準備と水分補給時に目にするため、進行中の作業メモや要検討の事項、送付すべき書類などを挟んでいる。
作業スペース周辺にホワイトボードはないが、スチール製の製品は多数ある。ミキサーのサイドにペケピタをセットして、資料置き場にしてみた | パソコンの側面をメモスペースにしている人は多いのではないだろうか。ご覧の通り、ペタっとばっちり貼り付けられる |
家庭だけでなく、きれいに並べて資料を見せたいプレゼンにも活用できるライオン「ペケピタ」。価格も安く、使い勝手は上々なので、まとめ買いをオススメしたい。
2010年 1月 18日 00:00
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