やじうまミニレビュー

Joseph Joseph「スパゲッティーメジャー」

~ポップでコンパクトなスパゲッティ専用メジャー
by 阿部 夏子


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


Joseph Joseph「スパゲッティーメジャー」

 週に2回は食べると断言していいほどのスパゲッティ好きだ。味や食感はもちろん、すばやく作れるというところも魅力の1つ。共働きの夫婦にとっては強い味方となるメニューだ。今回は、スパゲッティを作る時に便利なJoseph Josephの「スパゲッティーメジャー」を紹介しよう。


メーカーJosephJoseph
製品名スパゲッティメジャー
希望小売価格1,365円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,365円

 Joseph Josephの「スパゲッティーメジャー」はその名の通り、スパゲッティの量を量るためのグッズだ。そんな専用のグッズなんて用意しなくてもキッチンスケールでもいいじゃないかと思うかもしれないが、麺がバラバラになってしまうので計りにくいのだ。我が家ではそれが面倒で手に掴んだ感じとか、こんなもんだろうという感覚で麺の量を決めていたがどうにも量が少なかったり、逆に食べられない程の量になってしまうなどなんとも不経済なことを今まで繰り返していたのだ。

 本体の造りは至ってシンプル。中央の円の直径をサイドにあるつまみで調整し、スパゲッティを掴んだ時の直径サイズで麺の量を量るというものだ。つまみでは1~4の目盛りが用意されており、それが1人前や2人前などの量を表す。ちなみに1人前の麺の量は100gとなっている。

製品本体。写真では1人前の量を量る時の円に設定しているつまみを4人前に設定したところ。麺の直径の大きさで量を量る仕組み本体サイドに設けられている目盛り。1~4まで目盛りがあるほか、1.5や2.5などハーフサイズの設定も設けられている

 正直にいうと、最初は取り扱いに少々戸惑った。細長い麺を限られたスペースの円の中に入れるだけでも大変で、麺が周りにバラバラと散らばってしまうのだ。これじゃ使えないよ……と思いつつも何度か試行錯誤して辿り付いたのは、まず適当な量の麺を手にして、メジャーの中にセットしてからツマミを調整するというやり方。穴の直径が大きい時に麺を入れた方がぐっと効率が良くなるし、麺の量の微調整もしやすい。

麺の量を量っているところ麺を握った時の直径の太さで量を量る。本体中央の円に麺をセットしなければならないため、慣れるまでは麺が散らばってしまうというアクシデントも……慣れてからは穴の直径を最大限にした状態で麺をセットしてからつまみを調節するやり方にした

 便利なのが、麺の調整に「1.5」や「2.5」も設けられていること。主人は夕食時、1人前分の麺の量じゃ足りないと言うので、我が家は常に2.5に目盛りを設定している。

 使い始めてからは、麺が中途半端に余るということがグッと少なくなった。調理後のスパゲッティはもちろん。乾麺の状態でもそれは一緒。以前は適当に麺の量を目測していたため、1人前に満たない中途半端の量の麺が余ってしまうということがよくあった。もったいないからと銘柄の違う麺を無理矢理調理してしまっていたが、使い始めてからはそんなことがなくなった。

本体サイズはコンパクトなため、専用器具でありながら気軽に導入できる点が魅力

 何より気に入ったのは本体のサイズ。90×75×10mm(幅×奥行き×高さ)と、コンパクトで場所を取らないので、キッチンの引き出しに入れておける。大袈裟でないので、これならば導入してもいいかなという気になる。

 スパゲッティは常にストックしていても、麺の量を量るグッズを用意しているという人は意外に少ないのではないだろうか。食べ過ぎや無駄を省くためにもあると便利なキッチン雑貨だ。







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2009年 10月 26日   00:00