やじうまミニレビュー

TAMU「TRASH POT」

~レジ袋をスタイリッシュに隠す紙製のゴミ箱
by 正藤 慶一


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです



TAMU「TRASH POT」
 スーパーでもらったレジ袋は、ゴミ箱の中に入れてゴミ受けにする。一種のリサイクルとして、一般家庭ではありふれたアイディアだ。

 しかしレジ袋は、当然ながら買い物袋としての用途がメインのため、ゴミ箱からビローンと長い持ち手部分が顔を出す。正直に言って、その姿は貧乏くさい。リサイクルでエコかもしれないが、それ以前にカッコ悪いのだ。

 そこで、今回紹介するのが、スーパーのレジ袋を入れてもカッコ悪くならないゴミ箱「TRASH POT」だ。

メーカーTAMU
製品名TRASH POT(トラッシュポット)
カラーグリーンナチュラルブラウン
購入価格1,659円1,134円
購入店AssistOn


 TRASH POTの本体サイズは200×295mm(直径×高さ)と、どちらかというと小型な部類に入る。広めのリビングよりも寝室や個室の方が向いていそうだ。ゴミ箱本体と、カラーリングされた上蓋という2つのパーツから成る。

 使い方は、まずゴミ箱本体にレジ袋をセットし、次にその上から上蓋をかぶせる。すると、レジ袋の持ち手の“ビローン”部分が隠れて、きれいにセットできるというわけだ。大きな袋だと、上蓋をかぶせても持ち手が見えてしまうが、その場合は蓋内部に押し込めば良い。

 いつもはビローンと顔を出す持ち手部分が見えないだけでも、印象はだいぶ違う。また、袋とゴミ箱の間にスキマができてしまうこともないので、清潔に使えそうだ。

まずはレジ袋を用意し、ゴミ箱本体から上蓋を取り外すレジ袋をゴミ箱にセットする。ここまでなら普通のゴミ箱だ
その上から上蓋をかぶせる。レジ袋が大きいと、写真のように持ち手部分が出てしまうこともあるが……持ち手部分を上蓋の中に収納すれば問題なし。何ともスッキリとスタイリッシュに仕上がった
普通のゴミ箱なら、このようにレジ袋がいかにもだらしなく顔を出すTRASH POTなら、ご覧のとおり見事に収まっている

 

紙製なので軽く、移動もラクだ。意外と頑丈で、人が座ってもビクともしない。価格が安いのもさらに魅力
 本製品にはさらに良い点がある。それは、フタもゴミ箱本体もすべて紙(再生紙)でできているところ。そのため持ち運びも簡単で、レジ袋はそのままにゴミ箱を逆さにして、ゴミを大きなゴミ袋に移し替えることもできる。もちろん、使わなくなったら古紙としてゴミに出すことも可能。さらに、オシャレなインテリア用品でありながら千円台という安めの価格設定もうれしい。

 紙製ということで耐久性が心配になるが、試しにゴミ箱の上に座ってみても、潰れることなく耐えてくれる。紙といえど、作りはしっかりしている。ただし、説明書には火や水の使用には注意するよう書かれているので、水回り空間やキッチンでの使用は避けておいた方が良いだろう。

今回はグリーン(左)とナチュラルブラウン(右)を購入。ナチュラル色は光沢がない自然な仕上がりで、価格も500円ほど安い
 カラーバリエーションも豊富で、今回選んだグリーンとナチュラルブラウンのほか、ブラウン、ブラック、ナチュラルグレーの全5色が、現在のところ購入できるようだ。グリーン、ブラウン、ブラックは表面に光沢があり、紙ながらも高級感のある仕上がりだ。ナチュラルブラウンとナチュラルグレーは光沢はないが、その分価格が500円ほど安い。より価格を抑える場合は、ナチュラルカラーを選ぶと良いだろう。

 安くて、スタイリッシュで、しかも便利。毎日の暮らしをちょっとだけ楽しく、ラクにしてくれる素敵なゴミ箱だ。



2009年 10月 23日   00:00