やじうまミニレビュー
意外なことに真夏でもウールは快適だった! アイスブレーカーの「エアロ SS クルー」
〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜
2016年7月15日 07:30
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 31回目は、優れた吸汗速乾性と柔軟な肌触りが魅力的なアイスブレーカーのトップスをご紹介。 |
これまでの常識では「ウール=秋冬」だったが、アメリカを中心とした海外ではウールをベースとした素材を春夏の運動時に着用することも少なくない。なかでも高い人気を誇るのがアイスブレーカー(icebreaker)の製品。
メリノウールならではの吸放湿性と温度調節機能の高さ、そして快適な着心地は、一度着たら手放せなくなるはずだ。
メーカー名 | アイスブレーカー |
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製品名 | エアロ SS クルー |
購入場所 | icebreaker ポートランド |
購入価格 | $70(日本でも購入可能) |
秋冬に防寒のために着るセーターが羊毛で出来ていることが多いこともあって、これまではウールというと秋冬シーズンのイメージが強かったと思う。
しかしながら最近では暑い時期にも快適に着用できるウール製品が増えている。その代表といえるブランドがアイスブレーカーだ。
アメリカではREIのようなアウトドア専門店で展開しているだけでなく、ブランドの路面店も展開するなど、アスリートにはおなじみの存在。以前から興味があったが、今回ようやくトライすることができた。
今回ランニング時に着用したのは同社製品のなかでも最も軽量かつベーシックなデザインとなる「エアロ SS クルー」。ロングトレイルやトレイルランニング、スピードトレッキングなどに最適なスペックのモデルである。
実際に走り始めてみると、化繊ベースのプロダクトと比較して肌さわりがよく快適。ウール素材を素肌に着るというと「チクチクするのでは?」と思うかもしれないが、その心配は一切なし。素材はとても柔軟で、本当に快適な着心地だ。
そして最も気になるのが夏季における吸汗速乾性。当日は30℃を超えるなかでのランとなったが、ウール90%、ナイロン10%の素材は発汗の多い運動時は肌をサラサラに保ちつつ、運動終了時や休憩時に生じる汗冷えを抑えてくれるので、夏のランニングにもピッタリ。
また100%の保証はできないが、化学繊維アレルギーでポリエステルなどの衣類を着用すると肌が赤くなるetc.の症状が出るというランナーは、トライしてみる価値があると思う。