やじうまミニレビュー

通気性・速乾性よし! ユニクロのスポーツコレクションがオススメ

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 第21回は、スタイリッシュなデザインと機能性を高次元で融合したニューバランスのシューズを紹介しよう。

 基本シューズがあればできるランニング。しかしながら高温多湿の日本の夏を快適に走るには、機能性に優れたランニングウェアが不可欠。こういった高機能アパレルをひとつふたつと買い揃えると、あっという間に2万円を超えることも珍しくなく、お小遣いの少ないランナーはピンチに陥るが、そんな状況に朗報。

 SPA各ブランドがスポーツカテゴリーに注力し始め、特にユニクロは機能性とリーズナブルプライスを両立することで高い評価を得ているのだ。

ユニクロ MEN ドライEXクルーネックT(半袖)

 ユニクロのスポーツコレクションの中でもオススメなのが、「MEN ドライEXクルーネックT(半袖)」。

 近年スポーツ業界で流行している、ニットタイプの吸汗速乾性に優れたマテリアルを使用しつつ、リーズナブルな価格を実現している。デザインも以前のスポーツコレクションと比較して、かなりスタイリッシュな印象となった。

メーカー名ユニクロ
製品名MEN ドライEXクルーネックT(半袖)
実売価格1,620円

 実際に27℃を超えた日にランニングに使用したが、6kmランの間、不快感はなし。かいた汗の乾きも早く、スポーツブランドの高価格モデルと比較してもそれほど遜色はない。

 個人的にニットタイプにおける最高峰プロダクトだと思うのは、ナイキの「DRI-FIT KNIT メンズランニングシャツ」とルルレモンの「メタルベント テック ショートスリーブ」。前者は8,640円(税込)で、後者も68ドル(税抜)と5倍以上の価格設定であり、それを考えるとこのモデルのコストパフォーマンスの高さは本当に賞賛すべきだと思う。

マテリアルは近年流行のニットタイプ。わきの下など、汗をかきやすい部分は編み方を変えて通気性を高めている
汗をかきやすい背中の中央も粗い網目で通気性をアップさせた
背中側の裾にリフレクター(再帰反射素材)を装備することで夜間走行時の安全性を向上

南井 正弘

フリーライター、『ランナーズパルス』編集長。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に『スニーカースタイル』『NIKE AIR BOOK』などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。