やじうまミニレビュー
毎シーズン楽しみにしている「H&M」スポーツの今季イチオシ!
〜走るライター南井正弘の「コレはホントにスグレモノ!」〜
2016年6月29日 07:00
実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド! 29回目は、デザイン性とコストパフォーマンスを両立したH&Mのスポーツトップスをご紹介。 |
前々回にユニクロの「MEN ドライEXクルーネックT(半袖)」を紹介したところ、知り合いの4人が実際に購入してくれ、全員が「予想していたよりも機能性が高くて、デザインもカッコいい!」と言ってくれた。その中の1人が「H&Mのスポーツラインもいいですよね!?」と言っていた。
実際筆者もリーズナブルなH&Mのスポーツコレクションは、毎シーズン、チェックするのを楽しみにしている。今シーズンもいくつか購入したが、その中のイチオシモデルを紹介したい。
筆者がH&Mのスポーツラインに興味を持ったのは、2013年の夏にオレゴン州のポートランドで見つけてから。その際はオレンジのランニングショーツを購入し、以降はトップスやボトムスetc.を実際に着てみて、そのデザイン性とコストパーフォーマンの高さを実感してきた。
メーカー名 | H&M |
---|---|
製品名 | シームレス スポーツトップス |
購入場所 | H&M二子玉川店と渋谷店 |
購入価格 | 1,999円(税抜) |
今シーズンも魅力的なプロダクトが揃っていて、なかでも「おっ、コレは!」と思わず声を出してしまったのが、シームレス構造のスポーツトップスだ。紙タグにはTRAININGの表示があり、純粋なランニング用ではないが、そのシルエットや素材から、ランの際にも着用できることは明らかだったので、迷わず購入。
「これが1,999円なんて……」。これまでもH&Mのスポーツラインには、その価格と機能性のバランスに驚かされてきたが、このモデルは今まで以上に驚愕することとなった。
トルコで生産されたこのプロダクトは高級感があり、実際に走ってみてもカラダへのフィット感がよく、激しく動いてもストレスを感じない。ナイキのDRI-FIT KNITなど、他ブランドの高価格モデルと比較すると若干吸汗速乾性は落ちるものの、大手スポーツブランドのエントリークラスのトップスと比較した場合は勝るとも劣らない。
さらにベーシックなデザインはあらゆるランニングウェアとコーディネートしやすいことから、同価格でデザイン要素を増やした同じH&Mスポーツのシームレス ランニングトップスではなく、こちらを購入してよかったと思っている。
最初に二子玉川店でグレーを、後日渋谷店で写真のグリーンを購入し、弟の分もキープしようとしたが、あっという間に完売。ユニクロのスポーツラインと違い、H&Mのスポーツラインは全般に生産量が少ない。「ほしい!」と思ったらすぐに購入しないと、売り切れてしまうことを再認識した。