家電ミニレビュー
ワークマンの腰につける爆風ファンが涼しい!
2026年7月31日 09:04
真夏のアウトドアや野外作業の暑さ対策グッズとして注目される「ファン付きウェア」。あると重宝しそうだけれど、手持ちの服とのコーディネートが難しいことから利用シーンが限られて、購入をためらう人も多いのではないでしょうか。
そんな悩みに、ワークマン「WindCore MEGA BLOW FAN」が応えてくれそうです。腰に取り付けるだけで、いつもの服でもファン付きウェアみたいな感覚で使えるというユニークなアイテムです。
発売前から話題となっていた本機を借りることができたので、実際に使ってみて分かったことや、良かったところ、気になった点などを詳しくレビューします。
なお、今回使用したものは発売前のサンプル機だったため、製品版と性能は同じですが、ロゴ表記が異なっています。
腰に取り付けるだけ! 手持ちの服が自分だけのファン付きウェアに変身
ワークマン「WindCore MEGA BLOW FAN」は、コンパクトな楕円形のボックス型ファン。充電式(USB Type-C)のため、コードレスで使用できます。本体の上部にファンが付いており、上に向かって風が吹く構造です。
本体背面に付いているクリップをボトムスのベルトやウエスト部分に引っ掛けて、トップスを上から被せることで、普段着のままファン付きウェアのように使えるのが特徴です。クリップはしっかりしたつくりで、多少動いたくらいでは外れません。
このとき、本体の正面側(製品名が書かれている面)に装備されたクリップを使い、トップスの裾を挟むと中で風が循環しやすく、下部の吸気口を塞ぐ心配が少ないと思いました。吸気口が衣服で塞がれると異常音が発生し、冷却効率が落ちるので、着用時は注意しましょう。
なお、若干ではありますが、ファンが前後方向に動くため、手動で角度を変えて風向きを調節することも可能です。
卓上ファン・ネックファンとしても活躍!スマホも充電できる
本機に付属のストラップを取り付けると、首から下げてネックファンのように使えます。手持ちするハンディファンと異なり、両手フリーで風を受けられて便利です。
また、本体背面のワイヤークリップを立てると、卓上ファンに変身。デスクやテーブルに置いて使用できます。使用シーンや用途に合わせて、3WAYの使い方ができるのも本機の使い勝手の良さにつながっています。
さらに、本機は8,000mAh(4,000mAh×2個)のバッテリーを搭載しており、スマートフォンなどの充電にも対応(Type-C to C ケーブルが必要)。いざという時にモバイルバッテリーとして使えるのも便利です。
ちなみに、内蔵バッテリーの充電時間は約4時間。フル充電時は最大で8時間の使用が可能です。充電中はファンが使えないため、出かける前や使用する前にしっかり充電しておくと安心。充電ポートは電源ボタン下に配置されています。
風量調節は4段階、さらにターボモードも
本機は4段階(01:微弱、02:弱、03:中、04:強)の風量調節機能を備えています。微弱モードは、屋外ではやや物足りなさを感じるものの、室内で卓上ファンとして使う時に、ほど良い風量です。
一方、強モードの風量は想像していた以上にすさまじく、ファンを顔に当てた際に呼吸が妨げられ、息苦しさを感じるほどパワフルでした。強力な風が送られてくるので、夏場のドライヤー代わりに使えそうなほどに思えました。
本機を使用するときは、まず本体側面の電源ボタンを長押しします。電源を入れると微弱モードからスタート。直後は、バッテリー残量(%)も表示されます。ボタンを押すごとに「微弱→弱→中→強→電源オフ」と切り替わり、電源オフになる仕組みです。
使用中に風量を弱めたいときは、順にモードを切り替えてオフにしてから、再び電源を入れ直す必要があるのが少し気になった点。途中で電源オフにしたい場合も、一通りボタンを押さなければならないので、やや不便に感じました。
稼働中にボタンを長押しすると、電源オフになりそうなものですが、本機の場合は「ターボモード」がスタートします。ターボモードは強モードよりもさらに風がパワフルなので、一気にクールダウンしたい時に便利。コンパクトな見た目からは想像がつかないほどの風量に驚きました。
なお、ターボモードが使えるのは3分間。180秒からカウントダウンされ、3分経過すると強制終了されます。モーターやバッテリーへの負荷が考慮されており、自動的に電源がオフになる仕様です。
風量モードを一通り試して気になったのは、運転音です。微弱モードではさほど気になりませんが、弱、中と風量をアップさせるにつれ、だんだん運転音が大きくなり、強モードやターボモードではうるさく感じてしまうほど。静かな場所では、弱モードですら目立ってしまうかもしれません。屋外であっても、周囲の環境やシーンに合わせて風量は調節し、使い分けたほうが良さそうです。
本機の重量は約360g、片手でホールドできるサイズ感ですが、やや重みを感じます。腰に取り付けるとそれほどではないものの、長時間首から下げているとやや負担に感じるので、ネックファンとして使用する場合にも注意が必要です。
ワークマンの「WindCore MEGA BLOW FAN (ウエストクールファン)」は、その名の通り“メガ級”の爆風で涼を得られる、暑さ対策にうってつけのアイテムです。
運転音や重量感がやや気になるものの、手持ちの服を必要な時だけファン付きウェアにできる手軽さと圧倒的な風量で、真夏のキャンプ、アウトドアレジャー、野外作業、外回り営業など、幅広いシーンで活躍してくれるはず。1つ持っておくと便利な夏の相棒ですが、防水仕様ではないため、雨天時や水まわりでの使用は避けましょう。
本機が気になった人は、近くのワークマン実店舗(女子・colorsを含む)でチェックしてみることをおすすめします。