家電製品ミニレビュー
みじん切りは当たり前! かき氷も作れる小容量フードプロセッサー
by 中野 信二(2014/2/26 07:00)
料理の下ごしらえで面倒なのが、食材をみじん切りにする作業。細かくみじん切りにするのは、時間と手間がかかる。そこで購入したのが、レコルトのフードプロセッサー「CAPSULE CUTTER(カプセルカッター)」だ。
メーカー | レコルト |
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製品名 | カプセルカッター |
希望小売価格 | 4,200円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,900円 |
カプセルカッターは、簡単に料理の下ごしらえができる調理器具。直径が10cmで高さが19.3cmという置き場所を選ばないコンパクトさと、ナッツや氷など固いものも刻めるパワフルで切れ味の鋭いステンレス製のブレードが特徴だ。消費電力は160W。カラーは、ホワイト、グリーン、オレンジの3色で、今回はホワイトを選んだ。
なお、交換用の専用ブレード(型番:RCP-B)、ならびに専用カップ(型番:RCP-C)が別売りされている。価格はブレードが840円、カップが1,050円だ。
食材の様子を見ながらプッシュボタンを押すだけ
使い方はいたって簡単。「MAX」の目盛りを目安に下ごしらえしたい材料をカップに入れて、カバーをはめてから本体を乗せる。あとは本体上部のプッシュボタンを押すだけだ。
運転モードは用意されていないので、食材の様子を見ながら、ボタンを押し続ける「連続プッシュ」と、1回1秒くらいの間隔でボタンを押す「パルスプッシュ」を使い分ける。
調理できる食材は、氷やフローズンデザート、肉や魚介類、野菜やフルーツ、チーズ、ゆで卵、ナッツ、煮干しなどとなっている。コーヒー豆やかつお節などの固いもの、飴やキャラメルなど粘りけのあるこびりつきやすいものは調理できないようだ。
なお取扱説明書には、連続プッシュを定格時間の1分間以上行なった場合は、30分以上休ませることと書いているが、玉葱や人参、氷や煮干しなど実際に試したほとんどの材料は1分以内に調理できる。
チキンナゲットとグリーンサラダのワンプレートランチを作る
実際にカプセルカッターを使って、チキンナゲットとグリーンサラダのワンプレートランチを作ってみた。あわせて、チキンナゲットにつけるタルタルソースや、グリーンカールにかけるドレッシングも作ることにした。
まずはタルタルソース作りから。2、3cm角に切ったゆで卵・玉葱・ピクルスに加え、マヨネーズ、ヨーグルト、塩、砂糖、レモン汁、パセリをカップに入れて、パルスプッシュする。カップの上のほうに上がってくる材料を、ブレードの位置まで戻しながら刻んでいく。仕上げに胡椒で味を調える。
続けて、グリーンサラダのドレッシングを作る。2、3cmの大きさに切ったパプリカ・トマト、はちみつ、オリーブオイル、ビネガーをカップに入れて、食材の様子を見ながらパルスプッシュで混ぜる。あとは塩、ブラックペッパーなどで味を調えて出来上がり。
最後に、チキンナゲットを作る。かさばる鶏胸肉は先にミンチにしておく。すじや皮を取り除き2、3cmの大きさに切ってからカップに入れ、ブレードに当たるように混ぜながらパルスプッシュする。
そのあと、鶏胸肉のミンチ、豆腐、酒、醤油、塩、胡椒、マヨネーズ、オニオン粉末を入れて連続プッシュしてよく混ぜる。あとは、よく混ざった材料を成形し、卵をくぐらせ、小麦粉をまぶしてオリーブオイルで揚げれば完成だ。