家電製品ミニレビュー
疲れた足に使えば翌朝スッキリ! 低周波治療器「おうちリフレ」
by 小林 樹(2013/10/4 00:00)
デスクで長時間作業していると肩が凝る。仕事先を歩き回ると足が疲れる。週末、ヒールを履いて沢山歩くと腰にくる。
ということで試したのが、パナソニックの「おうちリフレ EW-NA63」。いわゆる皮膚に微弱な電気を流し、筋肉を刺激して、血行促進を促すという低周波治療器だ。といっても、接骨院などで使われている大がかりな機械とは違い、コンパクトでおしゃれなケースに収まっている。
メーカー | パナソニック |
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製品名 | おうちリフレ EW-NA63 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 10,212円 |
おうちリフレは、2つのパッドに電極を内蔵し、首から脚まで全身に使える低周波治療器だ。ケースは、シンプルなデザインで、一見しただけでは健康機器だと分からない。ケースにはACアダプター、パッド、操作パネルがセットになっている。
まずは肩(首の付け根)に使ってみた。2つのパッドを左右の首の付け根に貼り付ける。操作パネル右側のダイヤルを回して、電源をONにする。
電源が入ると、操作パネルのランプが点灯する。そこで「選択」ボタンを押して、刺激のパターンを「くびかた/こし/うであし/おし/もみ/たたき」の6つから選ぶ。今回は肩に使うので、「くびかた」を選んだ。
ちなみに、「くびかた/こし/うであし」は体の部位に合わせて様々な刺激を組み合わせたコースで、「おし/もみ/たたき」は、好みの刺激パターンを連続して行なうコースだ。いずれも運転開始から15分後に、自動で電源がOFFになる。
運転が始まると、パッドから微細な「ビビビ」という感じの刺激を受ける。電気の強さは、ダイヤル式のボタンから10段階で細かく調節できる。刺激が強すぎず、心地よいと感じる強さがベストという。なお同じ部位は1日に1回、15分以内が推奨されている。
電気の刺激を受けるうちに、筋肉がピクピクと反応してくる。最初はくすぐったいが、徐々に、心地良さを感じるようになった。
さらにおうちリフレは、温感機能も搭載している。2つのパッドには発熱ヒーターを内蔵し、運転開始から3分程度でパッドにぬくもりを感じるようになる。温感はON/OFFを切り替えできる。
この電気の刺激と、温感を同時に味わうことで、デスクに座り続けてこわばっていた肩の筋肉が、じわりじわりと緩んでいく感じがした。運転後、パッドを外すと、スッキリとした爽快感があった。首を左右に動かしやすくなった気もする。
ふくらはぎや腕にもオススメ
もちろん、おうちリフレは肩だけではなく、背中や腰、腕や足など全身に使える。特に気に入ったのが、ふくらはぎへの刺激だ。歩き疲れた夜に、ふくらはぎにおうちリフレを貼ると、翌朝足がスッキリする。
これまで、足が疲れた日の夜には、オイルを使ってハンドマッサージをして足をほぐしていたが、おうちリフレならハンドマッサージよりも簡単に、力を使わずに、短時間で筋肉をほぐせる。おうちリフレを付けている間は、布団の上でゴロゴロしているだけで心地よい電気刺激を受けられる。運転後は、自動で電源が切れるので、万が一寝落ちしても安心だ。