まるでアクセサリーケース! 見た目ヨシで手軽に使える低周波治療器

パナソニック「おうちリフレ EW-NA65」

　今回紹介するのは、低周波治療器のイメージを覆したパナソニックの「おうちリフレ EW-NA65」だ。低周波治療器と聞くと、おじいちゃん、おばあちゃんが使うもの、なんだか本格的で怖いというイメージがあったが、EW-NA65は化粧品のような美しいケースに入っており、ギフトとしても十分、通用する。

　本体は、12cmの正方形の本体は見た目では何かわからない。化粧品、あるいはアクセサリーケースのようなデザインで、低周波治療器と聞くとびっくりする。中にはコンパクトに収納されたパッドと操作部が収まっている。パッドは首などに密着して貼れるU字型で、温めながらの使用も可能だという。

　使用時は、操作パネルにACアダプターを差し込んで、パッドを患部に貼り付けて使う。

製品本体。まるで化粧品のパッケージのような美しい仕上げ

開いたところ。パッドと操作部が収まっている

横からみたところ。コンパクトなスペースにキレイにおさまっている

中には操作パネルと、専用パッド、ACアダプターが入っている

操作パネル。6つの自動コースが用意されており、強弱は無段階で調整可能

操作部パネルにACアダプターを差し込んで使う

　コンパクトながら、実力はなかなか。私はマッサージなどの刺激には強い方だが、ダイヤルを強に回すと、痛いと感じるほどだ。約41℃の温感ヒーターで温めながらのマッサージは気持ちが良くてリラックスできる。

　特に気に入っているのは、肩甲骨周りにパッドを八の字に貼って行なう「肩甲骨」コース。重い荷物を持って歩き回った日など、肩甲骨周りがバキバキに固まってしまうが、低周波でしっかりもみほぐすことで、次の日まで疲れを持ち越さない。

首周りに貼ったところ

肩甲骨周りにパッドを八の字に貼って使うのがお気に入り

41℃の温感ヒーターで温めながらマッサージすることもできる

　もともと、かなりの肩こりだが、おうちリフレを定期的に使うようになってからは頭痛にまで発展するような、ヒドイ凝り方がなくなった。色々な使い方があるだろうが、私の場合は、朝、テレビのニュースを見ながら使うことが多い。首周りがスッキリとして、朝の始まりにピッタリだ。

　本体が大きかったり、準備が面倒な製品では、朝に使おうなんて発想にいきつかないだろうが、おうちリフレならリビングのテーブルに出しておいても違和感がない。これが、灰色だったり、黒だったり“いかにも”低周波治療器ですというデザインだと、朝から低周波治療器使っている哀れなOLという感じになるが、上品なゴールドの本体だと、そう感じないから不思議。やはり、女性にとってはデザインというのは非常に大事なポイントなのだなと思い知った。

　最後に1つ注意したいのは、低周波治療器は合う人と合わない人がいるということ。私の母は低周波治療器のビリビリとした刺激が苦手で、いくら気持ち良いよといっても、一切使おうとしなかった。量販店などの店頭で試せるようなところもあるので、一度、試してみてからの購入をお勧めする。