家電ミニレビュー

「強すぎないアロマ」でリフレッシュ 毎時間フッと香って癒される

リズムのアロマディフューザー「AROMAFUN hour」。価格は6,980円

室内で過ごす時間が長くなってきたこの季節、今回ご紹介するのはおうち時間を彩る香りのアイテムです。

リズムのアロマディフューザー「AROMAFUN hour」は、1時間に1度アロマオイルが香るというありそうでなかった製品です。ファンを使って香りを広げるファン式のディフューザーですが、シンプルなデザインで使いやすく、アロマオイル初心者の私もハマってしまいました。

本体の構造はごくシンプル。市販のアロマオイルをボトルごと本体にセットして、あとは電源を入れて置くだけです。

透明のディフューザー(右上)にアロマオイルのボトルをセットして使います
電源はUSB Type-Cより給電

対応するアロマオイルのボトルには条件があるのでそこだけ注意。対応するサイズやタイプのボトルをあらかじめ確認しておきましょう。ネックリングがついたボトルがベストです。

ボトルを開封する専用のオープナーやオイルパッドホルダーが付属するので、説明書をよく読みながらセットを進めました。

市販の5〜10mlのアロマオイルボトルを別に用意します
ボトルを開封する専用のオープナー
オイルパッドホルダーを装着

電源を入れるとロウソクのような「ゆらぎ」を再現したあかりと、アロマの香りがふわっと広がります。あかりは「ゆらぎ/点灯/消灯」の3つから選ぶことができます。あかりがつくのは香りを出している間だけで、ずっと点灯させることはできません。

個人的に「ゆらぎ」のあかりがおすすめ。オレンジ系の小さなあかりに癒されます

本製品は1時間に1回アロマの香りを放出しますが、放出時間は1/3/10分から選ぶことができます。モードの切り替えは、本体側面のトグルスイッチで行ないます。

モードの切り替えは、本体側面のトグルスイッチで行ないます

いい意味で存在感がなく、暮らしにスッと馴染む

「AROMAFUN hour」を使い始めて約2週間、満足度はかなり高め。お気に入りポイントとしては以下の3つです。

「音が静か」
香りの放出にファンを使いますが、音はかなり静か。耳をすませてよーく聞かないと聞こえないレベル。自宅で仕事をするデスクに置いていますが、音が気にならないので仕事の邪魔になりません。

「メンテナンスの手間がかからない」
これまで色々なタイプのアロマディフューザーを使ってきましたが、メンテナンスの楽さでいうと「AROMAFUN hour」がダントツ。水や熱を使わないので清潔だし、長期間使い続けていてもなんのストレスもありません。

「香りが強すぎない」
香りが強すぎないので、ずっと使い続けられます。1時間に1分の放出時間に設定して約1週間、電源を入れっぱなしで使い続けていますが、部屋全体に香りが広がるようなことはありません。もちろんオイルの種類にもよりますが、放出のタイミングでフッと香りを感じる程度。個人的に強い香りが苦手なので、これは嬉しいポイントでした。

自宅で仕事をするデスクに置いて使っています

もう少し香りを強く感じたい場合は、放出時間を3分や10分に設定すると良さそうです。

ちなみに2週間ほど使い続けてアロマオイルの減りはボトルの約半分ほど。「簡易密閉構造」を採用しており、揮発性の高いオイルでも約14日〜30日間は継続して使えるそうです。

本体サイズも小さく、シンプルなデザインなので、場所を選ばずに色々な場所で使えます。使い続けると、香りによる癒しを実感できました。1時間に一度、ゆらぎのあかりとナチュラルな香りが広がるのは、日常のちょっとしたアクセントになります。

これまで水や熱を使ったアロマディフューザーは習慣的に使い続けられなかった、という人にぜひ使ってほしい製品です。

阿部 夏子