家電製品ミニレビュー
きのこアタッチメントでマット要らず! ニオイもケアできるプラズマクラスターふとん乾燥機
2018年1月18日 07:00
1年で最も寒い今の時期、洗濯物はもちろん、ふとんもなかなか乾かない。しかし、1歳の息子はそんなことお構いなし。ふとんにおしっこを漏らしてみたり、夜中に咳き込んでふとん一面に戻したりと、日々のふとんケアは必須なのだ。そんな我が家で大活躍しているのが、シャープの「プラズマクラスターふとん乾燥機 UD-AF1」だ。
この製品の特徴は2つある。まず1つは「きのこアタッチメント」、そしてもう1つはニオイに効果のある「プラズマクラスターイオン」だ。幼い子供のいる我が家ではこの2つの機能が、とにかく助かっている。
メーカー名 | シャープ |
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製品名 | プラズマクラスターふとん乾燥機 UD-AF1 |
価格(編集部調べ) | 17,590円 |
差し込むだけでOK。きのこアタッチメントが便利
まず「きのこアタッチメント」。ネーミングだけ聞くとなんのこっちゃ? という感じだが、これがとにかくすごい。ふとんの中に差し込んで、スイッチを押せばOK。昔のふとん乾燥機は、ナイロン製のマットをふとんの上に広げて、その上からかけふとんを掛ける必要があったが、プラズマクラスターふとん乾燥機ではそんな必要全くなし。まず、本体上部からきのこアタッチメントを引き出し、ホースを伸ばしてふとんに差し込む、後はスイッチを押すだけでOKだ。
就寝前にふとんを軽くあたためるだけの「あたため」コース(10~20分)のほか、ダブルサイズのふとん乾燥までコースはいくつか用意されている。
正直、最初は半信半疑だった。こんなものを差し込んだだけでふとんが乾燥するのか……と。しかし、アタッチメント差し込んでからしばらくして、ふとんの端に手を差し込んでみると、しっかり温かい! ふとんの端までしっかり温風が届いていた。というのも、このアタッチメント、キノコの形状から、温風を遠くに飛ばすノウハウを学習したという。キノコは胞子で増えるものだが、あの独特の傘の形は、胞子を風に乗せて飛ばすために、必要だというのだ。きのこアタッチメントでは、その傘のカタチを採用することで、ダブルサイズのふとんでもきっちり端まで温風を行き渡らせるという。
長年、マットを使うタイプのふとん乾燥機を使っていた身からすると、マットを使わないスタイルの乾燥機は画期的。朝の忙しい時間でも、さっと差し込めばOKなので、使用頻度が格段にあがった。
ニオイに効果あり! プラズマクラスターが心強い
もう1つ、この製品の大きな特徴がプラズマクラスターイオンを放出するということ。プラズマクラスターイオンといえば、言わずとしれたシャープ独自の技術で、カビ菌を除去するなどの空気浄化のほか、静電気除去などの効果も確認されている。また、ふとんや枕に付いた汗のニオイやおねしょのニオイにも効果があるという。
実際使ってみたところ、しっかり効果を感じられた。息子のおねしょはもちろんだが、意外なところで変化を感じたのが、夫の加齢臭。35歳の夫はもともと汗かきだということもあり、最近だんだん悲しいニオイがするようになってきた。寝具、特に枕のニオイはちょっと嗅ぎたくないレベル。しかし、プラズマクラスターふとん乾燥機を使うと、ニオイがすっきり消える。乾燥だけじゃなくて、ニオイまでケアできるというのは、ほかのふとん乾燥機にはない便利な特徴だ。
もう一つ、以外と便利なのが、靴の乾燥もできるということ。靴の中のニオイもケアできるのが良い。靴を乾燥させるときはきのこアタッチメントを外して、靴乾燥アタッチメントに付け替える。こういった付属のアタッチメントはなくしてしまいがちだが、本体背面に専用の収納スペースが設けられているのも気に入っている。
小さい子供がいるなら絶対オススメ!
共働き世帯で小さい子供がいるなら、絶対オススメの製品。ふとんが汚れてしまっても、外にふとんを干したまま仕事に行くわけにもいかず、タオルやシーツを替えて、ごまかしながらそのまま使っているという人は多いと思う。プラズマクラスターふとん乾燥機なら、アタッチメントを差し込むだけでいいので、忙しい朝でもすぐに使える。その上、ニオイや菌のケアまでしてくれるなんて、本当にありがたい存在だ。